世界遺産 【クエバ・デ・ラス・マノス】 | 世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記

世界遺産 【クエバ・デ・ラス・マノス】

世界遺産クエバ・デ・ラス・マノス に行ってきました。


登録基準


(ⅲ)  現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。


この覚えにくい名前は『多くの手の洞窟』を意味していて、その名の通り、人の手形が無数に散りばめられています。それもほとんどが左手なっ・・・なんと!

この遺産、世界遺産検定の勉強をしている時から気になっていたんです。だって、凄く不思議ですよね?

9000年も前の人間が何を思って洞窟に手形を残したのか…、う~ん…。しかも実際きてみるとそのロケーションにもびっくり!?

広大な峡谷で人が住んでいたようには見えません。最寄のペリトモレノという町からも車で3時間もかかるんですよビックリマーク


世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-入り口
こんな感じの入り口
右手の壁沿いに進んでいきます


基本的には左手の手形が壁面に無数に付けられています。

古今東西、右利きが多いということでしょうか?

顔料は全て天然のもので時代とともに、赤や黒から黄色や青、緑なんかもありました。


世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-手形
色彩豊かな手形
ほとんど左手です


世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-右手
右手もたまにあります


グアナコの絵です。背後には似た感じの風景があります。

ガイドさんの話だと、昔はこの壁面の後ろに川が流れていて沢山のグアナコが集まったんだとか。

(英語ガイドだったのでイマイチ自信がありません…)



世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-グアナコ
グアナコの絵


世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-後ろの地形
上の岩に地形が似ている?


時代の変遷とともに岩絵も多様化してきています。

未だに意味不明のものも多いようです。



世界遺産検定マイスター、しおやんの世界一周日記-幾何学模様
時代が遡ると岩絵も多様化します


今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

明日からも良い旅と素敵な出会いに恵まれますように!!