色々バタバタとしていて、更新に間が空いてしまいました。

7週目で大量出血して以降も
赤茶色の出血や茶オリが10週まで続き、

前回10w5dでの妊婦健診では
さらに4週間の安静指示が。

ただ幸いなことに、
それ以降は出血もなかったので
少し気が楽になっていた私。

今日の健診では、
目下一番の気がかりだった染色体異常の有無について、
NTを見てもらった上で
NIPTを受けた方がいいか先生から助言をいただくつもりでした。

なんと言っても高齢出産なので、
どうしても染色体については心配があり。
•••ただ、私の住んでいるエリアにはNIPTを受けられる認可の病院がなく、
NIPTを受けるためには車で2時間半ほど
移動しなければいけません。
(県を跨ぐ移動はありませんが)

血腫のことがあり、この移動をしてでも
受けに行くべきかどうか
先生に伺ってみたかったのでした。


•••


そして今日。
2週間ぶりの妊婦健診でした。


今日から経腹エコー。
エコーが始まってすぐ見えてきた赤ちゃんは、
BPDが約2cm。
12w3dの大きさと、少し小さめでした。

先生が4Dにしてくれたら
赤ちゃんがよりはっきり見えてきて、
何度も手を動かしたりする姿がとにかく可愛らしくて、思わず笑顔になってしまった。


でもそこから。

先生がひたすら黙ってエコーし始めて。

たぶん5分くらいは経ったと思う。


途中に2回 私に気を掛けたのか、
「ちょっと待ってくださいね」と
半ば独り言のように先生は言ったけど、
チラッと見た顔は物凄く集中されている顔で


直感的に


これは何かあるな
 

と、私は考えてた。
 

その後先生はエコーをお腹に当てたままで
こう言った。



「卵膜臍帯付着の可能性が
極めて高いです。」



•••

•••


卵膜臍帯付着??


これまでの人生で一度も聞いたことのない単語。


何、それ??



恐らくすごくいぶかしげな顔をしていた私に、


・本来胎盤に繋がるはずの臍帯(へその緒)が、卵膜に繋がってる可能性が高い

・臍帯は途中から二股に分離して付着している

・胎児発育不全になる可能性がある

・破水や陣痛によって、赤ちゃんに酸素が行かなくなる可能性が高いため、帝王切開になる可能性が高い

・本来ゼリー状のもので守られているはずの臍帯が剥き出しの状態だと、衝撃等で大量出血が起こり、赤ちゃんに危険が及ぶ可能性がある

・早期胎盤剥離につながる可能性もある


掻い摘むと、こういった内容の説明をしてくれました。



•••もう途中から、頭が真っ白。


その後先生が付け加えて、

2週間後にもう一度来て欲しい。
そこでまたじっくり見て診断を下したい。

と言われ、


今は赤ちゃんの成長を見守ることしかできないから、
心配し過ぎたり落ち込んだりしなくていいですよ。

とも言ってくれました。


私は
分かりました、とか
そうですよね、とか そんな返事をして

かろうじてNIPTのことを聞き、

今日のエコーではNTは正常の範囲内だったが、
年齢を気にするのであれば
受けてもいいのでは?

と助言をしてくださったので、
そのまま予約をお願いしました。

この産院経由で
NIPTができる大きな病院に予約してくれます。


•••

診察室を出てロビーに戻るなり
ひたすら検索。


でも、「卵膜臍帯付着」で検索して出てきたのは

赤ちゃんが1000g台で緊急帝王切開して出産したけど、脳に障害が残ってしまった方や、

赤ちゃんがお腹の中で亡くなってしまったいくつかのケースや

突然大量出血して緊急帝王切開したけど、
結局赤ちゃんを助けられなかったケースなど•••


読むほどに怖くなる症例が多くて、
どんどん気持ちが沈んでいった。


発生頻度は約1%。
1000人に1人。


なんでなんで?

なんでこの赤ちゃん?なんで??


•••こう思う気持ちを止められなかった。



うちに帰って、また調べていたら
ランチタイムに入った夫から電話が。


状況を説明し、夫の声を聞いていたら
泣けてきてしまってどうにもならなかった。


夫は、

今はとにかく赤ちゃんを信じよう。
お母さんが落ち込むと、
きっと赤ちゃんにも響いてしまう。
だから信じて、生活していこう。

•••こんなことを言ってくれたように思う。

少し落ち着いた気持ちで、
電話を切ることができた。



どうかどうか。


どうか
2週間後の診察で、


卵膜臍帯付着ではなかったと言ってもらえますように。


どうか。


着床率25%以下と言われたBCランクの6日目胚盤胞で、

42才という年齢を加味すると
その確率はもっと低かったはず。


それを乗り越えて着床してくれた。


その後何度も起きた大量出血も乗り越えて、
ここまで大きくなってくれた。


そんなあなただから、大丈夫、大丈夫。


大丈夫。


次の診察まで
たまらなく長い2週間になりそうだけど、

大丈夫、大丈夫と
自分に言い聞かせで過ごそう。