香取神宮は、鹿島神宮から高速に入り20分程で着く。


鹿島神宮はただそこに在る感じで、来たいなら来れば?という感じだが、香取神宮は駐車場に大きく名前があったり、神社までの参道も賑やかだったりと、気さくな雰囲気だった。


ナビを見ながら来たが、最初、駐車場を通り過ぎてしまった。

そういえば、第一の鳥居は他にあるらしい。

そのままそこに向かうことになった。

第一の鳥居。

特に香取神宮など書かれていない、木造の鳥居だった。

川を背にした鳥居。

それから戻って、第二の鳥居。

ここから入ると、砂利を引いた緩やかな上り坂になる。

両側には有名人の名前や企業名のある灯籠がずらっと並んでいた。

楼門。


拝殿。


この後ろに回り込めたので、真後ろから参拝した。

ここは拝殿正面より神様の御神体に近く、もっと神様を感じたい人はここからと聞いたことがあった。


扉らしきものがあって、お賽銭箱もある。

見上げると、その扉のまん真ん中、中央に白いカマキリがいた。

脱皮したばかりなのだろうか。

張り付いている感じで、頑張って登ってきた、みたいな様子だ。


白いカマキリって珍しいなーと眺めていたが、基本カマキリは苦手なので、素晴らしい!とも、ええーっ、ともならず、ふーん、という感じで見ていたが、あの場所に白い動物ってありがたいのではないかと、後で思う。

その時写真に撮ろうかと思ったが、何故か撮るべきものじゃないと思って止めてきた。


御朱印授与所から少しのところにある御神木。


雲が綺麗でキラキラしていた。

写真ではあまり分からなくて残念。


奥宮もそれほど遠くなく、少し登るが参道から5分くらいで着いた。

奥宮の鳥居前。


向こうな鹿島神宮にあった要石もあり、その前にお稲荷さんがあった。

少し先に護国神社。


奥宮でお守りをいただいた。

要石のお守り。


拝殿近くの脇の駐車場に止めてしまったので、鳥居まで下り、また登ってくるなど、行ったり来たりした途中で要石や奥宮に行ける道があった。


多くの人が行き交う参道はとても明るく、柔軟な印象を受けた。

優しくて大きくて、でも厳しさもある。

万人構わず受け入れてくれるが、邪な心があったら有無を言わさずズバッとと切られそうだ。


おみくじ。


何度も行ったり来たりしている間に第二の鳥居でまたカマキリをみた。

今度は緑色で、目が合い、ども✋と挨拶できた。あの辺りはカマキリが生息やすいのだろうか。

フツヌシは剣の神様だからたくさんいるとか?でも鎌か。違うかな?などと考えながら参道の蕎麦を食べに行った。


香取神宮は今回いくつか行った神社の中で、一番好きだと思った神社だった。