7時に目覚ましが鳴って、止めた後二度寝してしまった。
その時夢を見た。
私は自動車の部品か機械の工場のおかみさんで、夫はそのエンジニアで社長だ。
従業員なのか、近所の人のなのか、たくさんの車をいつもと違う場所に停めなければならず、その場所を手配して車を誘導している。
しばらくして夫がここを離れなければならず、誘導は私に任された。
駐車場として整地されていないところなので、小さい工場のような掘立小屋を避けて、効率的にたくさんの車を停めなければならない。少しぬかるんでいるので、水たまりは避けて駐車させようとまた一台を誘導した。
ギチギチに詰めなくても大丈夫そうなので、各車がそれぞれ帰れるように配慮していた。
後一台か二台で終わりとなった時、取引先か近所の人が、一台こちらに停めさせてくれないかと言ってきた。場所とこちらの台数の確認を従業員にしてもらって、大丈夫ですと答え、ここに停めてもらいましょうと近くの人と相談していた。
その後、夫の部下なのか取引先のなのかが、警察に連れて行かれ、どうしてそうなったのか、理由を話しに自分も行ったが、夫も捕まってしまった。助けるために行ったので、どうしてそんなことに⁈と慌てる私と義理の母。すぐ帰してもらえるから、カッとなったりせず大人しくしていて、と夫に涙ながらに伝えていた。
時代は昭和初期くらい。
連ドラにありそうなくだりだ。
もう一つ。
私はまだ10代〜20代で人と違う能力があり、上に立つ立場だったようだ。
私は常に怒っていて、自分の指示が的確に実行されていないと雷のような電撃を人に放っていた。
言った通りにどうしてもできていないの!と言う正当な理由だが、部下の人達は、またか、のような雰囲気が漂っていた。
ある日私は軟禁され、マネージャーのような人がつくようになった。誰かの指示がなければ外出は出来なくなった。
クマが襲ってきたり、閉じ込められたりしたが、電撃で撃退したり、壊したりして、ストレス発散しながら案外楽しんでいた。
ある日、軟禁が解かれ、外に出されると助けてくれと言われる。
何もわからずに、電撃で人を助け、何か指示して人々を誘導し、それに皆従った。
どうやら役にたっていて、私は王女のような貴族の上に立つ人物のようだった。
長い夢だっのでよく覚えていた。
あそこはどこだったかなと思うほど、景色も覚えている。
そう言えば、目覚ましが鳴って起きた時、すごい焦燥感とプレッシャーがあり、助けて助けて助けてとつぶやいた後また寝てしまったのだった。
また、面白い夢を見せてくれたのかもしれない。