4コマ 義父、手術後…の巻。 | ムキごま(旧:黒いけど、バニラです)

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愛犬フレンチブルドッグとのこと、日常生活たまに酒の日々を4コマ漫画や画像で紹介します。


 

 前回の続きです。



義父の手術が終わり、ワタシは先に自宅に戻りました。



その数時間後に夫が帰宅してから、お医者さんからの説明を話してくれました。



ワタシはてっきり手術内容だったり、術後これからの過ごし方や治療の予定みたいなものだと思っていましたが、

 

 

「ここ数日がヤマだ」という、ことでした。



それでも、まだワタシは「きっと大丈夫、きっと年内の退院が叶わなくとも、きっと良くなる!」と願いに近い、確信を持っていましたし、夫も同じだったんではないかと思います。

 


次の日にまた義父のお見舞いに行くと、義父はccuよりさらに奥の部屋となる、icuの部屋にいました(部屋の感じは、ccuの時とガラッと変わってる感じはないものの、それでもccuの時よりも医療器具は増えている感じでした)



夫と義母はまわりの看護師さんに、挨拶などひと通り済ませると、義父に近づき



「(手術)終わったからね、よく頑張ったね、もう大丈夫だよ」



そんな風に声をかけていたと思います。



義父にはその時、呼吸の為の管?みたいなのが入っていたので、返答はないものの、少しうなづいてるように見えました。



その後、夫はワタシに手招きします。



義父に近づく直前、昨夜に夫から聞いた「ここ数日がヤマ」という言葉が、一瞬頭をよぎり、切なくなります。



…が、ワタシが心配そうにすれば、義父の「治そう、治したい」という気持ちを削いでしまう気がして、「なるべく入院前のいつも会ってる雰囲気で話そう」そう思い、出た言葉は



「また来ちゃいましたてへぺろうさぎ



でした。



術後、ゆっくり休ませてあげたいけど、ごめんね、起こしちゃうのわかってたけど、また来ちゃった、あは。



そんな感じで話しかけるのが、精一杯でした。



そんなワタシの気持ちに気付いたか、義父は少し目を潤ませ、少しだけ笑ってくれたように見えました。



ワタシが義父にちゃんと声をかけられたのは、この時が最後だったかもしれないです。


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