一緒に過ごした最後の日…
日曜日の夜中にランが咳き込み
真夜中に起きてきた娘は心配して、、
一緒に起きてランを撫でていた私に、
明日、月曜日までならまだリモートで
一緒に行けるから!と話してくれて。
普段は2週に一度パパと週末の通院。
でも今回はまだ1週目だったのですが
日曜日の夜中の咳込みが長くて気になったので。
ランを連れ午前中病院へ行き
いつもの点滴を受けました。
点滴も心臓に負担がかかるとも
聞いていましたが、いつもの女医さんの
診察でしたし、それまでは点滴を受けると
元気になる事が多かったので。
点滴をうけてすぐに帰宅。
自宅に戻ると少しだけごはんを食べて
娘と遊びながらおやつを食べる。
ラン、そろそろ眠るかな?
点滴したしゆっくりまた元気になるね。
じゃあ私もランと少し横になろうかな。。
ウトウトしようかな?
しかし、
その点滴が悪かったのか。。。
ランはなかなか眠れなかったみたい。
娘が部屋からリビングへ来てみると
私達の顔を見つめては…
しゃがんだ私達の脚元に何度も何度も
交互に顔をうずめに来ては…。
『ママ、なんかね、苦しいの…』
『お姉ちゃん、助けて…』
そう言っているようでした。
何度も何度も。。。
『もう一回病院へ行くよ』と話すと
リードを持つ娘の膝へ飛び乗りました。
ランは色々な言葉がわかります。
病院もわかっていました。
助けて欲しかったのでしょう。
病院🏥へ着くと今度は院長先生の診察。
一目でわかったようで、レントゲンも撮らずに…
『肺水腫です。緊急処置します。』
『午前も来ていただいていたのに申し訳ないですが』
え???…そうなんだ。。。
心配していた肺水腫に
なってしまっていた。
私はどれほどの後悔をしたでしょう。
午前中にも病院へ行ったのに。。。
午前の点滴の前に女医さんに
レントゲンをお願いするべきだった。
(2週に一度はレントゲンを
撮って維持していました。
その日はまだ1週目だったので)
私は咄嗟の判断が鈍い!
肺水腫にならないようにと
注意していたはずなのに…
なぜ午後もっと早くに
連れて行けなかったのか。。。
(私が体調が万全なら守れた??
午前の病院で少し疲れてしまい、
帰宅後は休んでしまいました)
.
ランは院長先生による
救急処置後は酸素室へ。
自宅には酸素室が無い為
そのまま病院へ入院。
.
夜中に院長先生から連絡。
一生懸命処置してくださいましたが…。
まさか、そのまま。。。
看取る事は出来ませんでした。
出来るだけ…出来る限り
早くに病院へみんなで
ランを迎えに。
とってもきれいにしていただき
ただただ、眠っているようにしか
見えない普段と変わらない可愛い我が子
暑い日ですからランの状態が
心配で足早に帰宅し、
なるべく長く一緒に居たいと
火葬は翌日にお願いして、
主人はドライアイスを買いに🚙行き
7キロのドライアイスを購入して来て
ランのベッドの下へ。
おかげで丸一日以上、ゆっくりと
家族3人とランと一緒に過ごせました。
動かなくなったランを
みんなで囲みながら
それぞれの後悔の言葉と
数えきれないほどの
思い出話をしながら過ごしました。
パパが残してくれたYouTubeを
娘が開き家族で観たりして、
(ランが病気をしてからは
YouTubeにあげなくなりましたが)
元気なラン、楽しそうなランが、
パパの解説?お喋り?付きで。
良い記録になっています。
他にもパパが撮り溜めた写真や
普段の公園やお散歩動画を
眺めながら…ランが可愛くて
可愛いくて愛おしくて
みんな、涙が止まらなかった。
家族写真もいっぱいだね。
翌日は、家族揃って
家族葬で見送る事が出来ました。
火葬をして小さくなったランを
抱きしめて自宅に戻りすぐに
急遽作った祭壇。
話しかけています。
2019年の抗がん剤治療中
ランを残して先には逝けないと
(留守番嫌いのランが平日毎日
ひとりになるのが心配でした)
治療をしていた事を思い出し、
治療副作用中はランに癒され
励まされたとお礼も伝えて。
shio✼•。ஐ⋆*