ぼーっとしたまま周りに流される人間が、私は嫌いです。
ただ流されてくれるだけならいいのだけど、流されている「だけ」の人間はああだこうだと文句を言うだけ言って組織の足を引っ張るものなので。
そうやって流されている「だけ」の人間は「読まなければならない空気」を作ります。
「読まなければならない空気」は組織を悪い方向に連れていくもの。
「空気読めよw」というセリフは悪い方向に向かっている時に出てきます。
だから流されている「だけ」の人間が私は大っ嫌い。邪魔だし鬱陶しい。自分の仕事の中ではできるだけ関わりたくない。
昔から私は鶴の一声を上げるタイプの人間ではありました。
「それおかしいと思う」
「ここを変えたらもっと良くなるよ」
そういうことを言うものだから、周りに敵もできるもので。「空気読めよw」と言われてしまう。
その結果耐えられずにその組織を出てきてしまった(追放されたともいう)ことも何度かあり。ついでに言うと所属しているモデル事務所のマネージャーさんにもこのことをツッコまれたこともあり。
組織の問題点を指摘し、その中でいろいろと敵を作り自分の居場所を失ってきたけれど。
それでも一言声を上げるのをやめようとは思いません。
組織全体を良くするための声はこれから先もガンガン上げていこうと思います。
15日に出した『陳勝呉広の乱』では、最初の一声を上げた陳勝は悲しい結末を迎えてしまいます。
それでも彼のしたことは偉大だった。確実に社会を良くする方向に動かしたし、彼の意思は劉邦に受け継がれて漢帝国の樹立にも貢献していた。
最初の一声を上げる人。
社会に蔓延る問題点を指摘する人。
指摘して「もっと良くしていこう」と言える人。
自分もこれから戦っていき、より良い社会作りに貢献していきたい。
私は「最初の一声を上げる人」を尊敬し、自分もそうありたいと思います。
だから「社会を良くしよう」と声を上げた陳勝のことは大切に描きたかったし、これから先「項羽と劉邦シリーズ」を書き進めていく中でも彼の意思を尊重していきます。
ただいまkindleストアにて『陳勝呉広の乱』が無料でダウンロードできます。
あまり歴史に詳しくない人でも気軽に読めるように工夫をほどこした作品です。
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2.陳勝呉広の乱 項羽と劉邦
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