なんだかkindleのレポートがおかしなことになってますが、読者には影響がなさそうなので告知!

 

 

小説とエッセイを組み合わせた『メフィスト・ワルツ〜村の居酒屋での踊り〜』がkindleストアにて販売開始になりました。

 

 

 

 

 

 

100円でダウンロードできます。

 

 

フランツ・リストの同名の曲を聴いて思い浮かべた物語を描いたものです。

 

 

R18ではありませんが結構スケベな内容のお話なのでそういうのが苦手な人にはおすすめしません。

 

 

正直これを読まれると、今まで「すべての人類を魅了する美しい女性」として演出してきた私のイメージがぶっ壊れるんじゃないかと危惧しています。

 

 

「鈴木詩織ってやっぱり変態だったんだ!!」

 

 

なんて思われてしまいそうです。

 

 

それでもそんなリスクを冒してスケベな内容の本を書いちゃいました!!!!

 

 

29日の夕方から3日の夕方まで無料キャンペーンも行います。こちらはまた始まったら告知します。

 

 

スケベが嫌い、あるいは「いつまでも僕の中では美しい詩織さんであって」と願う人は回れ右。

 

 

ご興味のある方だけお手にとってご覧下さい。

 

 

尚、小説部分は「人は1分あたり500文字読める」という認識のもとで構成しています。

 

 

実際に曲を聴きながら読み進めることも可能です。

 

 

「序」は無料で読めます。

 

 

写真の下からお読みいただけます。

 

 

 

 

 

「悪いお話」を書いているという自覚はあった。それでも書きたかったので書いた。

 

 

セクハラだとか、性犯罪に対する意識が大きく、いい方向に変わろうとしている今の世の中で、私のこの作品は受け入れられないかもしれない。反発する人もいるかもしれない。

 

 

「それでも自分の表現したいことを表現するのが『作家』ではないか」

 

 

悪いお話を書いているという認識はあったけれど、かといって人の目を気にして怖気付くのは癪だ。そもそも作家とは世間に媚を売りながら作品を作る仕事ではない。

 

 

元から私は愛想がなく、自分に都合のいい物語を生産することを要求してくるような輩を相手にするような人間ではない。私がこうして「悪いお話」を書いたことを、ろくに読もうともしないくせに口ばかり達者な人間が腹を立てようが悲しもうが知ったことではない。わざわざ私の作品を手に取って読んでくれた読者に「つまらなかった」という印象さえ与えなければそれでいいのだと思っている。ましてや今私はこれだけ「この本には『悪いお話』が書いてありますよ」と言っているのだから。これでいざ読んだ後に「この本には悪い話が書いてある!」と怒られたとしても、「最初からそう言ってあったでしょうに」としか返しようがない。

 

 

読みたい人だけが読めばいい。これだけ「悪いお話を書いてます」と言ってるのに、わざわざ読んで「鈴木詩織は悪い話を書くような悪いやつだ!」と叫んでいる方が暇なのだろう。

 

 

私の活動理念は「有意義な暇つぶし」であり、暇つぶしに向いている文章を作るのが私の仕事だと思っているが、わざわざ嫌いなものを読んで怒るような人間の相手をしているわけではない。

 

 

ましてや読む気もないのにああだこうだと言われる筋合いもない。褒めるにしても、批判するにしても。全く関係のない立場の人間にああだこうだと言われるのが私は大っ嫌いだ。

 

 

フランツ・リストの「メフィスト・ワルツ〜村の居酒屋での踊り〜」という曲。この曲を初めて聴いた時から頭に思い浮かんでくる物語を本書では描いた。一度だけ、ピアノの発表会で弾いたこともある。その時も同じ物語を頭の中に浮かべて演奏した。

 

 

セクシーでエロティックな曲。……この曲に対する印象はこんな感じだ。そして私の思い浮かべている物語は、決して今の社会では許されないような「悪いこと」が起こる話。

 

 

私にそんな想像をさせてしまうようなこの曲を、それでも私は「美しい」と思っている。

 

 

「メフィスト・ワルツ〜村の居酒屋での踊り〜」は長編の詩がベースになっている曲ではあるが、私はその作品を知らない。多少この曲のテーマになっている部分を読んだことはあるが、未だに全部は読んだことがない。「演奏したことがある」と言っても所詮は小さな町のピアノ教室主催の発表会でのステージだ。他の出演者は幼稚園児や小学生。そんな中で一人二十を過ぎた大人として演奏してきた。ピアニストとしてではない。「大人になっても遊んでいる大人」としてだ。そこまで造詣を深めようという意識もなかった。

 

 

そして、この曲を聴くとき、そして演奏するときに頭の中に思い浮かべる自分のイメージを大切にしたいという気持ちもあった。だからこそ、自然元になった詩には手が伸びなかったのかもしれない。

 

 

私がずっと大切にしてきた自分の「メフィスト・ワルツ〜村の居酒屋での踊り〜」に対するイメージは、社会的には「悪いもの」なのかもしれない。そんな背徳感はあったけれど、それでも私は自分がこの曲から感じるイメージを大切にしていきたい。

 

 

だからこそ、今こうして小説作品としてまとめ、本にすることにした。

 

 

尚、小説部分は「人間は1分あたりに500文字読む」と仮定して構成してある。実際に曲を聴きながら楽しむこともできるようにした。