孔子の人柄

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昨日はちょっとお仕事でよそ見して、

『史記』の孔子世家読んでました

孔子といえば儒学を確立した人で、

儒学といえば

その後二千年に渡って

世界に影響を及ぼした学問です

「その儒学を作ったんだから

さぞ君子な人生を歩んだのだろう」

……と思いきや、結構

「世の中に認められなくて

つらっ！」

とか言ってたっぽいです

孔子は生涯に渡って

「君子として生きたい」

って思って、

その道を極めようとしていたわけですが、

同時に自分がどうしようもない

「小人」

であることも理解していみたい

孔子世家読んでて、

そういう彼の小人っぽさを感じながらも、

私はその生き方がとても美しいと思いました

彼の考えていることは、

当時なかなか社会に受け入れられませんでした

それでも彼の確立した儒学は

その後世界に大きな影響を及ぼしました

儒学はあまりにも偉大すぎて、

七十三年の生涯の中だけで

しっくり受け入れられるのは

難しいことだったのかもしれません

でも、孔子はこうも言っています

「他人に受け入れられない時の行いで、

その人が君子かどうかが試される」

……私もまだまだ小人のようです

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