販売が開始された拙著『昔話』の紹介を今日から少しずつしていきます。

今日は『サルカニ合戦』。

あらすじはご存知の通り「サルが投げた柿がカニに当たって、カニが死んでしまった。サルは子ガニから復讐される」というそのまんまです。サルは最後に臼に叩き潰されて死ぬというパターン。

私にだって過去にやってしまった過ちはたくさんあります。意図した・しなかったに関わらず人を傷つけた経験は何度か。

時々思い出して「あの時あんなことやっちゃったな……」なんて後悔したり。

誰にでも思い当たる記憶はあるかと思います。だから小説としてまとめてみました。

サルは最後に死にますが、物語の途中で様々なことを考えます。

因みに『昔話』の後半に出てくる『かちかち山』と少しリンクしています。併せて楽しんでいただけたらと思います。

表紙は友達の槇田恭子ちゃんに描いてもらいました。

12月9日金曜日から無料ダウンロードキャンペーンも始まる予定です。よろしくお願いします。

こちらからダウンロードできます。↓

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ここでどうでもいい話をすると、幼稚園の頃、劇でサルカニ合戦をやりました。その時の私の役は「柿の木」でした。

最初は丸まって柿の種から始まり、カニが「早く目を出せ柿の種、出さなきゃ目玉をほじくるぞ」と言ったら「ほじくられてはたまらん!」と叫んで少しずつ大きくなっていく役。