この前の休日

珍しく朝6時半に

起きてきた息子




せっかくなので

近くの喫茶店へ

モーニングに行くことにしたコーヒー




爽やかな朝

田んぼ道を手をつなぎ歩いた




猫じゃらしを

振り回していた息子 



ふと立ち止まり

私を見上げながら

お母さん

もしぼくにその時が来て

お母さんとさよならする時には

ぎゅうっと抱っこしててね

はなさないでね!約束してね!と言ってきた



一瞬息子が
何を言ってるのか
処理できなかった


キラキラ光る朝日の中
にっこり微笑み
自分の死について話すのは
本当に我が子か??


普段は口開けば
ウルトラマンの話ばかりで
皆を辟易させているのに…


息子の全く違う姿に
感情が追いつかない



他界している夫の両親の件で
確かにさよならの時の話はしたが
なぜ今なのか?



どこか痛いの?不安な事あるの?
息子はおじいちゃんになるまで
さよならしないよ!大丈夫だよ!と返答した



お母さん
さよならの時が
いつくるかわかんないでしょ?
こどもだって
その時がきちゃうかもでしょ?
だからぼくその日がきたときは
お母さんに抱っこしててほしいんだ〜
そしたらね〜きっとお空にいけるよ!
無邪気に笑いかけてくる息子


想像するだけで
涙ぐんでしまった


そうだね…その通りだね…
お母さんは息子とさよならしたくないの
もし例えその時がきたとしても
シワシワのおじいちゃんの息子を
抱っこしたいから長生きしてね!
平静を装い息子を抱き上げたが声が震えた


うん!
分かった!おじいちゃんね!
その日がくるの楽しみだね!



う〜ん
なんだかなぁ…



死生観をきちんと理解できない年齢だし
気にする事はないと思うが
あまり気持ちの良いものではない


7歳までは
神の子ともいうし…
ちょっと不安…


何にせよ
七五三を心して
御参りしようと決意した