(2023年4月2日(日)、「日曜討論」を観て)
人を選別し、 切り捨て、 経済成長する。
そう云う考えが、 今の日本を作った。
成長とは、 何か特化して為し遂げられるものじゃない。
全人的成長しか、 本当の成長は、 無い。
何かに特化し、 大国に成る。
その考えが、今の日本に発生している社会問題 の根本原因だ。
何かに特化する。
その無理は、社会でも、人でも(個人でも)、あるがままの姿を歪める。
東京(大企業)が栄えれば (=東京特化)、学校での成績が良ければ (=テスト(成績)特化) 、全ては上手く行く。
東京特化は、東京は過密な社会となり、 渋満員電車、 交通事故、 騒音、 異常な地価による住空間の貧困などに陥っている。
地方は、その社会の存続が危ぶられる程の人口減少社会。
テスト (成績)特化の学校教育は、 毒親と言われる様な、 歪な親を生み出した。
この国は、歪んでいる。
何かに特化せず、全人性を追求する。
社会(国)でも、 人でも、 全人性に基づき考え行動しなけばらない。
全人性。 それは人権と同じだ。
「誰も取り残さない」
地域も(その集積である国も)、人も、人権を尊重されなけばならない。
それが、人のあるべき有り様であり、マトモな政治の有り様だ。