Brocante
「骨董市」
私の近所では、春と秋に大きな骨董市があります。
この看板見ると
「春だなあ~。」とぼんやり嬉しくにやけてしまいます。
ながーい冬の間
木の中で、土の中でゆっくり眠っていたものが一気に
あっちこっちから、ふわーって感じで
出てきてる感じがするここ最近。
ベランダに今年も植えたハーブ軍団も芽を出し始めました。
とまあ、こんな春の訪れと共に
今年もやってまいりました近所の大骨董市。
なんだか最近、フランスの有休消化時期らしく(5月までに消化義務)
うちに居ることが多いフーさんと一緒に行って来ました。
80回目になる、この骨董市。
嫌がっているのではありません。
お腹がすいて、少しイライラしているのであります(同じか。)
前回 と同じように、まずは腹ごしらえ
お決まりのここです。
子豚の燻製(ハム)のサンドイッチ~
これが食べたくて来たといっても過言じゃない!!
この塊を
おしげもなく、ザックリザックリ、ふとーく切ってくれます。
昨年の秋のときにもいた、おじいちゃんと、おばあちゃん。
相変わらず、おじいちゃんは寡黙に職人芸のようにハムを切る、
看板娘(?)のおばあちゃんは、おつりを間違えてもモロともせず、道行く客と話し込む。
そんな変わらない光景に、ほほえましく、うれしかった。
いつまでも元気でいてね~
あふれんばかりのホカホカの野菜と子豚。
これで5ユーロって、最高
となりには、フランス各地から来たワインのドメインがずらっと。
ちょっと味見を・・・と
つつっとスタンドへ寄っていくものの、本日運転の私には禁止令
実は、このイベントは
「骨董市とハム」なのであります。
なので、アンティークを見ながら、疲れたら喉を潤すのにワイン、お腹がすいたら美味しい食べ物と
なんともうまくできております。
牡蠣もあったけど、さすがに陽気のいい日だったから
あたるのが怖くて食べませんでした。
相変わらず
オーナーたちは、みんなでゆったりランチタイム。
自分のブースに客が来ようと、
売り物の机にワインがこぼれようと、
しったこっちゃない。
与えられた特権とばかりに、お尻から根が生えたように動きませぬ。
なんだか、去年も見た光景ですな
その机、売り物なんだけどな~
この商品の説明聞きたいんだけどな~
とかブツブツ思いながら、彼らのランチタイムを邪魔できない小心者の客。
ガハハと笑えば福が来る。
売れなくっても、毎日お天気で、美味しいものを食べて飲んでれば幸せ。
ピクニックしに来たのか、この人らは・・・・そんな感じです。
そういえば、昨年、この時間帯は来るのをやめようと学習した気が。
ああ・・・・そうだった
実は今回、アスパラガスのお皿がやたらめったら目に入りました。
フランスって、白アスパラを食べるときに使う専用皿があるのです。
以前から、そのデザインの可愛らしさにイチコロだった私は、
昨年、ようやく手に入れました。
これ ↓
一目ぼれ、かわいい~
色もきれいな空色。実はまだ一度も使ってませぬ。
前回に念願のこれを買ったから余計意識しているのかもしれないけど
その種類の多さに、改めてびっくり。
絵皿のようなものや
また欲しくなる~
これは、アスパラから出るゆで汁を下に落ちるようにしたもの。
やばい~、
素敵すぎる
いつか、お皿を飾る棚を買ったら本気で集めようかな・・・?
まだまだ、ご紹介したいおもしろ可愛いもの、たっくさーんありましたよ。
アンティークは高級家具や、小物ばっかじゃない!!
パート2へつづく~!!(更新、首を長くして待っていてくださいましね)