Café gourmend
「カフェ・グルモン」
その名の通り、
食いしん坊のためのデザート。
これに救われた最近の私のお話をしましょう。
フランスに住んでいる限り
避けられないデザートタイム。
しつこいようですが
私は甘いものが苦手です
人生の半分を損してるといわれようと
苦手なものは苦手なんですってば。
フランスの食後デザートって
甘い上に、多い~
何人分ですか?
前菜、メイン、チーズ、そしてワインではち切れんばかりになった胃を持って
どうやって更にデザートを食べろと・・・・・
デザートメニューで顔をかくしながら、緊迫の一瞬
恐怖にひきつる私をよそに
それらをフランス人はペロっと食す
アナタ、さっきお腹一杯って言ってなかったっけ?
デザートタイムの前の、外での煙草タイムは、
何か私の知らない秘密の時間で、
そこで皆、胃になにか仕掛けをしているんじゃないかとか、本気で思う。
でも、でも
イベント好きのフランス人社会で生きていくためには、
いづれは克服しないといけない死活問題。
そして何といっても、お金を払うからには自分で作れないものをガッツリと!!
果物の盛り合わせばかりじゃ、うちで食べるのと変わらないので(←貧乏くさい)
やっぱりなにかいいものないかと
ある日ギャルソンのお兄さんに相談してみたところ・・・
「じゃあ、小さいデザートがちょっとづつのっかってるのは、どう?」
徒歩30分の距離を、平気な顔で「5分」と言い切るフランス人の
「小さい」
と
「ちょっと」
に信用ならないものを感じながらも
藁にもすがる思いで注文してみる。
どどーん!!(写真では結構大きく映ってますが、一つ一つは大体6センチくらいです。)
これぞ、カフェ・グルモン
見た目の豪華さに感動、食してみると、ひとうひとつが小さいので
プレッシャーなく食べられそう
コーヒーはデカフェインにも、紅茶にも代えらるところが嬉しい~
でも、
量が少ないといっても、甘いものは甘い。でしょう?
そ・れ・が
全て甘さ控えめ(ブラウニー、クレーム・ブリュレは結構あまい!!)のにくいデザートセレクト、
更に一度に何種類も堪能できるこのお得さ!!
お店ごとに
その日ごとに
出てくるデザートの種類が違うので、なにがでてくるかドキドキも楽しいです
やるじゃん、ギャルソンの兄ちゃん
気になるお値段は、7ユーロ~9ユーロ。
紅茶に代えると、1ユーロくらい追加料金を言われるところが多いです。
コーヒーだけ注文しても通常2ユーロはするので、こんなにデザート付いてこの値段って
なんか得した気分
デザートで盛り上がるフランス人の前で
寂しい思いをしていた過去の私にバイバイ
ちょっとづつ味も違えば、甘いものでも(少しは)食べられると学習した今日この頃。
甘いものを
少しづつ、でも沢山の種類を楽しみたい、そこの欲張りなアナタ!!
はちきれんばかりの胃で突入するデザートタイムを、いかにスムーズにやりすごすかで
お悩みのアナタ!!(←私だけ?)
そんなアナタは、小粋に
「カフェ・グルモン、シルブプレ。」
お茶の時間でも、
単品で頼むことができる、気の効いた奴です
あー、早く来い来い。
テラスビールの季節、
カフェ記事かいてたら
白い光の太陽浴びながら、キンキンに冷えたビールの美味さ、思い出しちゃったよ