Crêperie | ひだまり日記

Crêperie






なんだかんだと


頭を使うことが多い今日この頃





いきなりのヒートアップに


普段動きなれていない私の頭はアップアップ状態叫び





目もショボショボ、肩こり、挙句の果てには寝つきもわるーい!!


癒し、癒し・・・が必要だわ。五月女風16





しかし


元来、おーちゃく者の私が、そんなうまくいく訳もなく





ヨガをやっても、硬いからだの持ち主、伸ばす筋の痛さに嫌気が差し


ウォーキングも、マイナス温度の中歩き回るのは、修験道以外の何ものでもなく




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半身浴、座ってるだけのこれなら・・・・本と共にルンルン。


目の悪い私はメガネ着用・・・曇ってみえなーい!!却下。





アロマでほんわり・・・・うーん、お店で選んでいるうちに嗅ぎすぎで気持ち悪くなり、ヤメ。






結論ビックリマーク


癒しにたどり着くまで、結構なエネルギーを要する。ガーン





自分のことながら、なんとも勝手な結論ですが


癒しといっても、グータラな私には、なかなかこれが難しいのでございます。







こんな自分に嫌気がさしながら、相変わらずグータラしていると


「美味しいもの食べればいいじゃん。」





!!!!!




行こっ!!出かけよう!!




という事で、その天の声の主(財布の神様)と共に


行き着いた先は


クレープ屋がひしめき合う、モンパルナス駅界隈。





パリには


大きな駅が4つあります。





それぞれが東西南北へ走っているのですが





モンパルナス駅は


フランス西のブルターニュ地方へ延びていて




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その昔、


ここで乗り降りする人たちが運んできたブルターニュ文化が


界隈として根付いたようです。





というわけで


ものすごい数あるクレープリー(クレープ屋)から


自分のお気に入りを見つけるのも楽しい。音譜






私たちの


行き付けクレープリーは


もちろん!!お決まりの「行列」ができるお店です。べーっだ!




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寒い日でも、人の迷惑を顧みず、狭い入り口にギュウギュウに押し込むその様は


まるで


プチバーゲン会場エルモ






待ちきれない人は


カウンターで、ワインを注文、いち早く立ち飲みアペリティフです。

ワイン


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フーの後ろに見えるのは


ブルターニュ地方名産のりんご酒




シードルのディスペンサー(ビールとかピッチャーにいれるマシーン)です。




炭酸なので


急いでいれると、当然アワアワに。ビール





担当の忙しいおばちゃんは


アワアワを極力避けるため、ピッチャーを斜めにするでもなく、ゆっくり入れるでもなく





男らしく真っ向勝負うーん


ガーっと入れて、10分の9がアワアワですげっ






イライラおばちゃんは、


何をするのかと思ったら


エプロンのポケットにしのばせておいた小さなスプーンスプーンを出し、






そのアワアワを、ガチャガチャとピッチャーからかきだす。


勢いも男らしいので、せっかくの液体もアワアワに、そして更にアワアワは増殖してゆくのです。




次々に来るお客さんを横目に、おばちゃんはイライラとそれを繰り返すぇーー;





それを見た私たちは


「ボトルで頼もうね。」


と暗黙の了解。





今回はリンゴのシードルではなく、ナシどうぶつの森のシードルを注文しました。


りんごよりクセがなく、美味しいのでダンゼン私はこっちが好き~


お値段は、りんごのそれと変わりませんよ。



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スーパーで買うと


シードルは4ユーロしません。



アルコール度数も4パーセントと低く、ジュースみたいで乾いた喉にうるおいラブラブ






その後、私が頼んだのは


ナスのピュレ(裏ごしして、味をつけたもの)のガレット、


フーは


コンプレ(卵目玉焼き、ハムハム、チーズチーズの黄金コンビ)






ガレットとは、ブルターニュ地方の伝統料理、そば粉のクレープです。






どちらも、


外の皮はパリパリで香ばしく、


ブルターニュ産のバターがたっぷり音譜


そのほのかな塩気も、いい感じに味わいを深めていて




そして


中はふっくら、こってり、おいしゅうございました。





お腹も8分目、


フーは当然のごとくデザートメニューに目を通し始めます。


私は・・・いつものことながら、ここで打ち止め(ってかパチンコかーい!!)


つまみ食いを予定しながら、


フーのデザートにあれこれ口を出す。五月女風14






本日は、伝統的な「塩バターと自家製キャラメルソース」のクレープ。


聞くだけで甘くって、歯の奥がキーンとしそうな感じですが、


前に一度頼んだ(つまみ食い)ときに


意外や意外、キーンとならずに、まろやかな優しい味がしたのでした。


いわばブルターニュの、おっかさんの味。



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これは、ガレットではなく、小麦粉のクレープ。


ふんわり、しっとり。


やーさしい気持ちになったところで、コーヒーでしめ。


コーヒーのあったかいカップを両手ではさむように持ちながら


ホウっと大きな満足ため息が漏れます。




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あったかいものと、(少しの)甘いものがそろうと


なんでこんなに幸せな気持ちになるんだろう。音譜





店内の雰囲気も


ワイワイガヤガヤと活気があって、席と席の狭い間をすり抜けるように


動くサービスの人たち。



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きっと家族経営なんだろうな~と思わせる、その懐かしい雰囲気は


ブルターニュの海辺を思い出させる。




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一皿7ユーロ~



ちょっと安く上げたいランチやディナーにオススメ。チョキ


やっぱりこってりしているので、あっさりしたい方にはサラダ単品(6ユーロ~)があります。




いやー、心身ともに栄養、栄養!!


すてきな癒しでございました。ラブラブべーっだ!




帰りも、相変わらずイライラおばちゃんは、ピッチャーと格闘してたよ(笑)。





ナイフとフォークCreperie de Josselin (クレープリー・ド・ジョスラン)


  67, rue du Montparnasse -75014 Paris

  

  電話: 01 43 20 93 50

  

  営業時間 :1200-2300