覚悟の『Ｋ』　その２分の２

教師ついでに政治家にも言っておきたい。「未来にツケを残さないために」とか「将来の子供のために」と感情に訴え、国民に負担を強いる政策を通そうとする政治家は多い。

私は２０年前、未来ある青年だった。しかし私たちの世代は、いわゆる就職氷河期で、多くの人間が正社員にはなれなかった。その時のツケは２０年間補正されていない。『失われた２０年』などと言われている。仕事に就けず、たった数十万の借金が返せなくて自殺した真面目な人間が多く出た時代だ。男性が、結婚しても奥さんや子供は養えないだろうと深刻に考え、未婚の人間が多くなり、少子化に拍車がかかった時代でもある。草食系の男子が増えてどうのこうのなんて議論は全く本質を捉えていない。根本は経済問題である。

（自殺者数の推移に関しては、後に載せている厚生労働省自殺対策推進室、警察庁生活安全局生活安全企画課のグラフを参考に。経済状況との相関については、様々なサイトで考察がなされているのでご自身で検索を）。

ワンピースで読み解く、日本の真実の歴史（リオポーネグリフ）下巻: 最悪の令和か⁉『Ｊ』の覚醒か⁉

ワンピースで読み解く、日本の真実の歴史（リオポーネグリフ）下巻: 最悪の令和か⁉『Ｊ』の覚醒か⁉

Amazon

失われた２０年の間。政治家は、自分に票をくれる高齢者層や主婦層に税金をつっこみ、自分に利益をもたらしてくれる経団連や医師会や中国などを優遇する政策ばかりに尽力した。

２０年経って、青年だった私は中年になった。何の覚悟もなかった政治家たちは、２０年間、辞めることもなく、何事もなかったかのように今も政治家として生きている。当時の政治家も官僚も日銀幹部も誰も責任を追及されていない。今日明日にお金が無くなり、この先どうしようかと考え、心臓がキリキリ痛むような苦しさなんて味わったことが無いのだろう。年間１万人の、失われなくてもよかった命が失われ続けたことにも、実感がないから反省などしていないのだろう。

私が分かったことは、政治家は国を良くしようなんて、これっぽっちも考えていない、という事実だ。自分に票とお金をくれる人たちの方を向いて仕事をしているのが政治家である。非常に簡単な仕組みだった。

「そんなことは無い」と必死に否定するかも知れない。ヒステリックに反駁する人間ほど、痛い所を突かれたと感じているのだろうが、違うと言うならそれで良い。ただ一つ言えることは、少なくとも、私が待っている“『Ｊの意志』”は、ここ数十年、政治家として居座ってきた、あなたたちではない。

#ワンピース #onepiece #賢明 #エイジングケア #学歴 #経営者 #自己啓発 #政治 #歴史 #筋トレ #ダイエット #フィットネス #パーソナルトレーナー #ボディメイク #美ボディ #美脚 #美尻 #虎ノ門ニュース #ダイエット #ニュース女子

覚悟無き政治家etc