‐1年目‐

ロッカーに入る事が難しい状況で、選手の皆さんとはなかなかお話する機会がありませんでしたね

ちゃんとお話が出来たのは夏のイベントでご一緒させて頂いた時くらいだったと思います

それでも私の誕生日会を開いて下さったり、管理地区ですれ違うと笑顔で挨拶をして下さったり

皆さんの優しさを感じつつも、この頃はまだちょっと遠い存在に感じていました



‐2年目‐

飯塚、山陽にイメージガールが誕生して、ロッカーレポートが確立されつつありました

それでも浜松ではなかなか実現できませんでした


ただ、ロッカーレポートといってもレースのお話をするのが私の仕事ではありません

オートレースを盛り上げるのが私の仕事です

そんな私に出来る事って何だろうって考えるようになりました


ヴィーナスという立場は難しいです

オートレースの関係者ではあるけど、ファンの皆さんに限りなく近い所に存在してます


そして出来る事を見つけました

私は選手の素顔をファンの皆さんに届けたいと思いました

私自身も垣間見ることしか出来ていなかったけど、みんな素顔も素敵な人たちだと知ったからです

選手の素顔をもっと見せる事が出来たら、必然とオートレースファンも増えると思いました


コスチュームでロッカーに入るのが問題ならジャージを作ればいい

特定の選手とではなく、みんなとお話をする企画を練ればいい


水面下でいろいろな話し合いを行いました



‐3年目‐

そして始まったのが「ロッカーレポート 詩織は見た!!」です

ここではレースのお話は一切出てきません

番号が書いてある紙を3枚引いてもらいます

その番号にはプライベートな質問が入ってます

答えてもらった後に、最後におまけで女性の口説き文句を教えてもらいます


このレポートを見て面白いと思ってくれた方も、必要ないと思った方もいると思います

でもこのブログを読んでいる誰かが、オートレースに興味を持つきっかけになってくれればそれでよかったです

オートレースファンの誰かが、もっと興味を持つきっかけになってくれればそれでよかったです


結果的には浜松の選手全員にインタビューをとる事が出来ませんでした

自分の考えや行動が甘かったと反省しています

楽しみにして下さっていたファンの皆様

レポートに伺えなかった選手の皆様へ

心よりお詫び申し上げます



‐4年目‐

CSやトークショーの時に選手のお話をしようと、別のレポートをとりに行くようになりました

はじめは選手自身にも「それおりちゃんの仕事?」と聞かれる事もありました

私にも戸惑いはありました

正直4年目にしてセッティングのお話はちんぷんかんぷんでした

おそらく選手の皆さんも分かったないだろうなーって思いながら話していたと思います

それでもいつも快く取材をOKして下さいました

「詩織は見た」と違い、浜松所属ではない選手にもお話を伺う機会が出来て

仕事のお話だけじゃなくて、なんでもない世間話も出来るようになって

すごく嬉しかったです

1年目の時は、こんなに気さくに声をかけてくれるなんて夢にも思っていませんでした

ロッカーに行っていろんなお話を聞くのが楽しくて仕方がなかったです

会話中の笑顔も、レース前の真剣な表情も大好きでした



‐選手の皆様へ‐

オートレースそのものを知らなかった私に優しくご指導して下さりありがとうございました

皆様の持つ強い志にはいつも勇気を頂きました


真剣なレースを行うにはそれなりのリスクを伴います

重々承知していますが、それでもやはり・・・

1節1節、皆様が無事に完走する事を祈っています


これからもずっと祈っています


どうかこれからも白熱した接近戦を繰り広げて下さい

オートレースの魅力を伝え続けて下さい

ファンの皆様を笑顔にかえる為・・・



4年間、本当にありがとうございました

卒業式に頂いた賞状とトロフィーは私の宝物です

ずっとずっと忘れません


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