「月はみちかけケモノの恋」

 野白ぐり


電子書籍(Renta)で購入。



また巡り合って君と会いたい
狛犬と人間、センシティブな愛の軌跡

都会での生活に疲れ、田舎の山に越してきた伊月。
そこは昔から“妖怪が出る”と言われている場所だった。
迷信だと思いながらも裏山を探索していると獣の妖怪に襲われてしまう。
絶体絶命のその時、伊月を助けてくれたのは
犬の耳が生えた美しい青年・狛だった。
自分を狛犬の化身だと名乗る狛は「私の主人になれ」と言う。
断る伊月だが狛の寂しそうな姿に心が揺らぎ、申し出を受け入れてしまうことに。
不遜な態度だが素直で尽くしてくる狛との一つ屋根の下での暮らしに段々と安らぎを感じる伊月。
しかし狛にはある秘密があって……?


ハッピーエンドなんだけど
伊月亡き後
消えるまでそこで過ごした狛を想うと
切な苦しくもあり
でもやっぱりハッピーエンドだし。
狛に感情移入しちゃって
伊月、ありがとう
って言いたくなりました♡


Rentaでの修正は、白短冊です。
甘め修正ですね。