理佐side




葵 「りさーー!」


理佐 「なに?来ないで。」




葵 「りさーあのね!」


理佐 「あっち行って。」



葵 「ねーねー」


理佐 「うるさい。」




葵 「ねぇ聞いて〜!!」


理佐 「やだ。」




はぁ...。めんどくさい(笑)


葵が勉強でしばらく会えなかったときは寂しいなと思ってたんだけど、帰ってきた次の日にはこうなってる。(笑)

葵を見ると、私のSなとこ?が出てきちゃうみたいで、帰ってきた葵に「おかえり」も言えなかった。

葵のこと嫌いじゃないよ?むしろ好きだし。素直になれないだけ。でも葵はそんな私のことをちゃんとわかってくれてる。たぶん...(笑)




葵 「もうー冷たいなぁ(笑)」


理佐 「...」



本当はこんなに冷たくしたくないんだけどね…












今日は、8thの振り入れとレコーディングがある。振り入れは大事な初日なんだけど、私は朝からnon-noの撮影があって2時間くらい遅れてきた。



(やばい。今回のダンス難しい...)



ダンスが全然覚えられなくて、みんなから遅れてをとって焦って、焦ると余計に覚えられなくて。

自分に少しイラつきながら休憩時間を使って練習していると、鈴本が来てくれた。




鈴本 「理佐、焦ってる?(笑)」


理佐 「...うん。」



鈴本に言われたことが図星すぎて、もうなんか泣きたくなってきた。



鈴本 「大丈夫。理佐はいっつもわかんないわかんない言いながら、絶対できるから。」


理佐 「ありがと...(笑)でも、今回のやつ難しいよ...、」


齋藤 「珍しー、理佐が弱音吐いてる(笑)」


鈴本 「大丈夫だから。ほら、どこわかんない?教えるからさ!でも無理しないでね?休むときは休んで。」


理佐 「うん。ありがとお願いします」






鈴本とふーちゃんのおかげでひと通りできるようにはなった。でも全然だ...踊ってないとすぐ忘れちゃいそうで不安。

みんなが歌の練習をしてレコーディングの順番を待っているときも、私はひたすら踊る。歌はお風呂で練習してきたから、それより今はダンスだ。





葵 「ねぇねぇ、理佐大丈夫かな?」


美波 「ずっと踊っとるよな、」


葵 「理佐踊れてるのに...不安なのかな」


美波 「遅れてきたもんね。でも心配やなー」


葵 「ちょっと話してくるね。少しは休ませないと!」






この2人の会話を聞いていれば良かったんだ。でも私はダンスを覚えるのに必死で、そんな余裕なかった。



葵 「ねー理佐、あ


理佐 「うるさい!


葵 「、...」


理佐 「もぉ...お願いだからどっか行ってて!集中できないっ。!」


葵 「...。っ、理佐のバカっ!!


理佐 「は?え、ちょっ」




なんでこうなったのか、全然わかんなかった。
部屋から出ていった葵をみいちゃんが追いかけて出ていく。


部屋にいるみんながポカンとして私を見ている。なんだかみんなに責められているような気持ちになった。



理佐 「...っ、」

(あれ?なんで私泣いてんだろ?)




美波だけ部屋に戻ってきた。



美波 「葵はいま無理やから、先に織田レコーディングやって。」


織田 「あっうん、わかった。」



気まずそうに出ていく織田の背中を見送る。





美波 「理佐?」


理佐 「...ごめんなさい、


美波 「...焦ってたんやんな?わかるけどさ、葵、理佐のこと心配して声かけたんやで?」


理佐 「...っ、ごめん。」


美波 「大丈夫やから、いったん落ち着こ。泣かんでいいよ?葵も理佐も悪くないから。」


理佐 「...」




泣きたいのは葵のほうだよ。
私のこと心配してくれてたのに...



自分がイライラしてたからって葵に八つ当たりして、。いつも私がひどいこと言っても、私のこと理解してくれてた葵の優しさに甘えて。、



もうどうしたらいいかわかんない。



結局、その日は葵に謝ることができなかった。






続く