テスト終わったぁぁぁあ!

10分で書きましたー(笑)てちりさです!







平手side



今、私はすごく焦っている。

今日がバレンタインデーだってことを忘れていた。

知らなかったわけじゃないからな?




私には好きな子がいる。
でも、ヘタレな私は、何かきっかけでもないと思いを伝えることができない。

バレンタインは大事なチャンスだから。



今日はヘタレな自分を捨てたい。






高校に入って、少しは料理をするようになった。お菓子はほとんど作らないけど、簡単なものならできるんじゃないかな、?


さっき慌てて入ったスーパーの、小さいレジ袋。

中にはビターのチョコレートが入っている。


私は甘いハイミルクのチョコが好きなんだけど、あの子はほろ苦いビターチョコのほうが好きらしい。

大人だなぁ。

こんなちょっとしたことでも、差を感じてしまって自分が嫌になる。








ピーピー


ピコンッ



2つの音が同時に鳴った。

オーブンは熱くてまだ触れそうになかったので、先にもう1つの音を確認した。



“何時?”



理佐からだった。
少し前に、会える?と連絡していた。時間を聞いてくるってことはたぶん会えるんだろう。

急にドキドキしてきた。




“17時に公園で”


“わかった”




すぐに返事がきた。


チョコの準備は余裕で間に合いそうだ。
心配なのは心の準備、



出来上がったものを丁寧にラッピングして、紙袋へそっと入れる。

いつだったっけ?紙袋の匂い好きって言ってたなぁ。








待ち合わせの30分前。
準備が間に合っていない心臓を無視して、ほんの少し白くなった道を歩いて、公園へ向かった。


私がどんなに早く行っても、いつも必ず私より先に待ち合わせ場所へ来ている理佐。

でも、今日だけは私が先に行かなきゃね。




かなり早く着いたので、さすがの理佐もまだ来ていなかった。

でも、その3分後には可愛らしく手を振る姿が見えた。


平手 「早いね(笑)」

理佐 「てちもね(笑)」


2人して20分も早く着いてしまった。



平手 「来てくれてありがと」

理佐 「ううん。どうしたの?」



よし。覚悟を決めて袋を前に出す。



平手 「今日何の日か知ってる?」

理佐 「知ってる(笑)てちじゃないから」

平手 「私も知ってたもん。!」

理佐 「ほんとかな(笑)」

平手 「もう(笑)...でね?その、理佐にあげたくて。...えっと、、好きです。」



理佐 「...あのね。」

平手 「...うん、。」

理佐 「私も...好き、です。」



理佐のバッグから可愛いピンクの箱が出てきた。



平手 「え...ほんと?」


理佐 「うん、大好き。結構前から」


平手 「付き合って欲しい...です」


理佐 「よろしくお願いします...」





平手 「ふふっw」


理佐 「かたいねw」



平手 「...寒いし帰ろっか(笑)」


理佐 「うん(笑)」



控えめに差し出された手を握って、1人できた道を2人で歩く。


理佐 「あ、ちゃんとミルクチョコだよ」

平手 「私も、ビターにしたよ」

理佐 「ありがとう(笑)」










苦いチョコレートで伝えた恋。
これから思いっきり甘くしてやる。!






終わり