鈴本 「...っ、」



そうだよね。
私は責められて当然のことをしたんだから。







理佐 「ねぇ、!」




理佐が急に大声を出した。


いや、声はそんなに大きくなかったのかな?教室が物音もたてられないほど静かだった。




理佐 「美愉のこと責めるのはおかしくない?」


鈴本 「え...?」


理佐 「私たちには今泉を[助ける]方法があった。それでも、助けなかったのは私たちでしょ?」




理佐が怒っているところ、初めて見た。

理佐、そんな前に出るタイプじゃないのに...





小林 「...私も、鈴本が悪いなんて思ってない。...ねぇなんで...?、っなんで助けてくれなかったの...?[助ける]選んでって、言ったのに...っ、」




いつも優しい理佐が大声を出して、気の強いゆいぽんが泣いている。



それを見て、もっと罪悪感に押しつぶされそうになった。






愛佳 「もんた。」


いつの間にか後ろに立っていた愛佳。
そのとなりには平手さんもいる。2人で学校来たのかな。



愛佳 「もんたは悪くない。泣かないで?」




?、私...泣いてたのか。


何も悪くない。そんなわけないけど、今はその言葉に救われた。





小林 「鈴本。」


理佐に背中をとんとんされてるゆいぽん




小林 「昨日は...、責めてごめん。」


鈴本 「グスッ...助けられなくて、ごめん、っ...」





愛佳 「泣くな


平手 「だって...っ、




後ろにいるから見えないけど、きっと平手さんも泣いているんだろう。

平手さんにとっても、今泉は大事な友だちだった。




こんなにたくさんの人から愛されている子を死なせてしまった。


その罪悪感や、友だちを失った悲しみを感じる時間も私たちには無いんだ。









理佐 「まだ...終わってないんだよね。」








続く