久しぶりの外はもう暖かくて、

公園に並ぶ桜の木はとっくに葉に変わってしまっていた。






数ヶ月ぶりに押すこのインターホン。



いつも通り、「開いてるよー」って言うんでしょ?


危ないからちゃんと鍵閉めててって言ってるのに...




今日もきっと開いてるんだろうけど、

会う前に声を聞いて、心の準備をするのが私の いつも通り だから。


私はインターホンを押す。




理佐 「開いてるよー」



ほらね。




平手 「おはよう」


理佐 「おはよ」





優しい声。

いつもより少し薄いおうち用メイク。

いつもの匂い。




全部、私しか知らなかったらいいのに






平手 「髪伸びたね」


理佐 「そうだね〜美容院開いてないし...平手も結構伸びたね」


平手 「そうかな?」


理佐 「うん。邪魔じゃない?前髪だけでも切ってあげようか?」


平手 「え、なんか怖い!」


理佐 「なんでよ!(笑) 大丈夫、自分のも切ってるし、葵のも切ったことあるから!」


平手 「...」


理佐 「...ぷはっw 嘘だよぉ妬かないで~!」


平手 「べつに妬いてないもん、」


理佐 「あそ?笑 」




ほんとに、、ずるい。




理佐 「とりあえずおふろ行ってて〜イス持ってくから」


平手 「え、ほんとに切るの?」


理佐 「だって、それだと平手の顔よく見えないし」




なにそれ...うれしい⸝⸝⸝




理佐 「じゃあ切りまーす」


平手 「はーい」




鏡越しに目合うのがなんか恥ずかしくて

自分の髪がぱらぱら落ちていくのを見てた。







理佐 「友梨奈の髪って綺麗だよね...」



平手 「なっ⸝⸝⸝!!」


理佐 「へっ?」


平手 「いま 友梨奈 って、、」


理佐 「ん...あっ!!ごめんつい、」




びっくりした...

めっちゃ顔あついどうしよ、



平手 「つい...?」


理佐 「...メンバーに平手のこと話すときは何となく友梨奈って言ってる、から...」


平手 「え、なんで?」


理佐 「だって、、名前のほうが、私のものって感じするじゃん⸝⸝⸝?」




ずるい...

今まで呼んだことなかったくせに
こんなこと言うとか、、




平手 「じゃあ⸝⸝⸝私の前でも理佐のものにしてよ。」


理佐 「.....ゆりな


平手 「...うん⸝⸝⸝」




理佐 「...あっ、!ちょっとこの辺ななめになってるかも、!」


平手 「え!うそ?!ひどーい!」


理佐 「だってそっちが!...てっ、れさせるから悪いんじゃん!」


平手 「え、りさ照れてたの?」


理佐 「うるっさい⸝⸝⸝ 友梨奈 のほうが照れてたし!」


平手 「なっ⸝⸝⸝!」









終わり