残り15分_
鈴本side
私のペアは今泉。同じ二軍の子がペアなのはありがたいなと思った。
今泉 「あともうちょっとだねーー」
鈴本 「」
今泉 「ねー!もう聞いてる?(笑)」
鈴本 「あーごめんごめん」
今泉 「なんか久しぶりだよねー2人で話すの!」
鈴本 「うん...」
今泉 「どーしたの?」
鈴本 「どーしたのって...こんなときに楽しそうに話せるほうがおかしいんだよ」
今泉 「だって...笑ってないと不安になっちゃうじゃん!」
鈴本 「え、...?」
彼女がそんな理由で笑ってたなんて...
今泉 「なんで固まってるの?(笑)」
鈴本 「今泉が不安とか...意外」
今泉 「死ぬかもしれないんだからあたりまえだよ!」
鈴本 「今泉はいつもあたりまえから外れてる」
今泉 「ねぇ!w」
良い意味で言ったんだけどなー(笑)
彼女の笑い声は、彼女自身も私のことも助けてくれる。
...ん?
鈴本 「こっち!」
今泉 「え、なに?」
鈴本 「しー!」
彼女の腕を引っ張って物陰にしゃがむ。
今泉 「ねーどうしたの?」
鈴本 「」
どうもしてない。
ただの勘。
でも、私の悪い予感はよく当たる。
ガラガラッ
ほらね。
彼女が目を大きく開いて驚いている。
絶対守ってあげるから。
鬼はこっちには気づいていないみたい。
なんとかこのままやり過ごしたい、
ゴトッ
今泉 「あっ、」
あー。終わった、
彼女のポケットからスマホが落ちてしまった。
鬼が近づいてくる。
見つかった。
距離はあるけど、相手の手には銃がある。
こんな距離は無意味だ。
バンッ