理佐side







ピーンポーン








平手 「だれ?」






インターホンの画面をのぞく私に低い声で聞いてくる。

声だけ聞くと不機嫌そうだけど、目はキラキラしてる可愛いカワウソちゃん。







理佐 「宅急便」






私がそう答えると、わかりやすくしょんぼりしている。









1週間も前から、サンタさん来るかなぁ?まだかなぁ?ってずっと楽しみにしてた。

平手の言っているサンタさんは、愛佳のことだ。








平手の視線の先を見ると、26日まで✖がつけられた12月のカレンダー。






理佐 「平手。ご飯たべる?」


平手 「...、んーん。食べたくない。」


理佐 「んー、でも...いっぱい食べてケガ治さなきゃ、!」





ケガでしばらく休養すると聞いて、久しぶりに実家に帰るのかと思ってたら、
「しばらく一緒にいて?」
って家に来たから、平手は私の家に泊まってる。






平手 「...じゃあオムライス。


理佐 「へ?」


平手 「理佐がオムライス作ってくれるなら食べる...。」


理佐 「ふふっ(笑)いいよ、!好きだねぇオムライス。」


平手 「理佐のオムライスおいしいから、


理佐 「えっ、なんて言ったの?」


平手 「何も言ってない、。」


理佐 「ありがとー(笑)」


平手 「なっ、聞こえてんじゃん。///」








こどもかよw可愛いなぁ(笑)



平手は、オムライスでちょっと機嫌が良くなった。





はぁ、...にしても、
何やってんだあいつは!!


電話も出ないし、LINEも見ないし。



はぁーあ。連絡ぐらいしろよ!








理佐 「平手、そろそろ寝たら?」


平手 「...」



首を横に振るカワウソ



理佐 「今日も待つの?」


平手 「うん...」


理佐 「、わかった。」


平手 「理佐はもう寝ていいよ?明日も仕事でしょ?」


理佐 「うん、でも大丈夫。私も一緒に待つ。」


平手 「ごめん...、」


理佐 「んーん、私も待ちたいだけだから。」











2人で遅刻魔サンタクロースを待ちながらテレビを見ていると、途中で平手は寝てしまった。








続く