愛佳side







その日の夜、生き残った10人にメールが届いた。








PM11:45



_ピコン







理佐が死んだというショックで、何もする気が起きなくて、自分の部屋でごろごろしていると、スマホの通知音が鳴った。









愛佳 「ん?」







これくらいの時間に、よく理佐とLINEをしていたのを思い出して、また悲しい気持ちになる。









愛佳 「LINE、じゃなくて...メール?誰だろ?」







普段、メールなんてほとんど使わないし、誰も送ってこないから不思議に思った。











“本日の鬼ごっこで確保された11名を助けますか?

         [助ける]             [助けない]    ”














愛佳 「なにこれ?」






てちに相談してみようかなと思ったら、ちょうど電話が鳴った。








平手 「あ、もしもし?」


愛佳 「んー?」


平手 「愛佳、その...大丈夫?」


愛佳 「うん...。ありがと」


平手 「うん。」


愛佳 「用事は、メールのことで合ってる?」


平手 「あーそうそう、やっぱ愛佳んとこも来た?」


愛佳 「うん。助けますか?ってどういうことだろ?」


平手 「助け、られるのかな?」


愛佳 「理佐...助けられるなら、絶対助けたい!」


平手 「うん!じゃあ、[助ける]選ぶ?」


愛佳 「そうしよう。!」


平手 「うん!じゃあ明日、おやすみ。」


愛佳 「おやすみ。」




















愛佳 「[助ける] よしっ、!




















AM0:00




_ピコン





愛佳 「お、」








“お答えいただきありがとうございました。過半数の方が[助ける]を選択されました。それでは、ご健闘をお祈り致します。”














愛佳 「[助ける]が過半数か、まぁそうだよね。みんな友だち捕まったりしてるもんね、」















これからどうなるのかわからない不安と、もしかしたら理佐を救えるかもしれないという希望をもって布団に入った。















この後、今日という終わらない日、終わらない地獄が続くなんて...
















続く