そして大学のある他県に戻って行きました。
まだまだ受診は必要なようで、アッチで病院にかかるようにと紹介状と共に‥‥
ホントはもっと家でゆっくりしてて欲しかったけど、退院してすぐに友達の所へ遊びに行ってしまうし、どんなに止めても行っちゃうし。言う事聞かないし
そんなんなら大学の授業もあるし、帰りなさいと心を鬼にした。
駅まで送る車の中で
「おかー、戻りたくねぇわ。やっぱ地元最高だわ。マジつれぇーゎ‥‥ 戻りたくないわ。」
「アッチに行ったら行ったで楽しいけど、この駅までの道のりがマジつれぇ‥‥」
頭を抱えながら言っていた。
アタシだって同じ気持ちだ。
大学の入学式の後、キミをおいて帰るのがどんなに辛かったか‥‥
帰省の度に離郷があって、毎回この駅までの道のりがどんなに寂しいか‥‥
あえて口には出さないけど、いつだって心配してる。
だけど、キミが選んだ道。
応援するしかできないじゃない。
いくら親でもキミの人生を決めるワケにいかないじゃない。
キミはキミの選んだ道を行けばイイ。
後悔のないように、自分の道は自分で決めて欲しい。
どんな時だって、どんなことがあったって、アタシはキミの味方だ。
だから、時には鬼にもなるんだ。
駅に着いて、バイバイをする。
ちゃんと薬飲んでよ！
ちゃんと病院行くんだよ！
着いたらLINEしてよ！
ちゃんとご飯食べてよ！
「うん、ちゃんとする！ 今度は3月な！ありがとな！」
そして、手を振りながら、その後ろ姿が見えなくなる。
やっぱり、ツライ‥‥
いくつになっても、子供は子供。
一生、キミはアタシの子供。
頑張れ！息子よ！
いつだって応援してるから。
そして、成人式の写真でフォトムービーをひたすら作る。
源さんの【フィルム】にのせて何枚もの息子の写真を並べていく。
ヤバイ‥‥
泣ける‥‥
けっこうな出来ばえ。
20年間の思い出が蘇る。
ヤバイ‥‥
また泣ける‥‥
何度もフォトムービーを見ては、1人「ヤバイ」を繰り返す
昨日はそんな1日。