私はもともと収納方法を考えることが好きで
ダンボールなどの手軽なものを使ってアイテムを手作りし、
お金をかけない収納方法をホームページにアップしていました。
数年前、そのページを見たテレビの制作会社の方からの依頼で
一度だけテレビの取材に協力させていただいたこともありました。
でも、取材は下準備がすごく大変だったので懲りました。
それ以来、テレビや雑誌の取材の依頼は全てお断りし
サイトの更新も停止しています。
私は世間の方に見てもらうためにやっているわけではないし、
お手本になるような立派な収納術も持ち合わせていない。
なんだか好きなことを純粋に楽しめなくなってしまったのと
仕事の忙しさを言い訳に、ホームページを放置し
収納方法を考えたり手作りしたりということもやらなくなりました。
そんな私が、しばらくさぼっていたお片付けを再開したのは
引越しの梱包・開梱のバイトがきっかけでした。
よその家見て我が家も見直せ!って感じですよ。
お客様のお宅に伺ってほとんどの物を扱うのが仕事ですから
スッキリと片付いているお宅もあれば、
前回の引越しのダンボールが未開封のまま押入れに突っ込んであり、ホコリまみれ…開封したら中から虫が出てきた..・ヾ(。><)シ ぎょぇぇぇというすごい汚屋敷もあるわけです。
こういう場面に出くわすたびに「うちは大丈夫だろうか」と思い、
帰宅してからあちこち片付けるようになりました。
梱包は荷物を箱に詰める。
開梱は箱から取り出したものを元の場所に収納していく。
という作業ですが、引越しの時って箱に行き先を書きますよね。
御自身で梱包も開梱もされるかたは問題ないと思いますが
お任せパックを頼むと、この行き先が重要なのです。
詰める人と開ける人が同じとは限りませんから…。
例えば、食器だと図を描いて段ごとに番号をふり
ダンボールに「キッチン・食器棚・上段2」と書いて
食器棚の図の2の段のものをダンボールに詰めていきます。
箱の中にも奥・手前とか右・左がわかるように書いておきます。
そうしておけば、荷物を開ける人が違っても同じ場所に収納できるという仕組みなのですが。。。
一番困る表示は「リビング・・・・・・・床に置いてあった物」
これは物が多すぎる&片付いていない家に多いのです。
『必要な物だけど入れる所がないからとりあえず置いておこう』
ここから始まるようで、1冊の雑誌を床に直置きしてしまうと
そこはもう雑誌を置くスペースになってしまいます。
積み上げられたものの山はリビングだけではなく、
寝室もこども部屋も…と、その状態が普通になってしまうので
床の上と書いてある箱だらけになってしまうお宅もあるのです。
このバイトで学んだこと。部屋が片付かないなぁと思ったら
ものを床に直置きすることをやめよう!
直置きしてあるものを撤去すれば、お掃除もしやすいし
床が広く見えてスッキリ度アップ♪
現在、我が家も買ってきたものが袋に入ったまま床の上に置いてあるので、明日はそれらを撤去することから始めようと思います(^_^;)