今月号のNAILPROに、インタビューと表紙の工程も載せていただきました。
NAILPROはアメリカのネイリストが読むネイル専門誌。
アメリカのネイルサロンだったら必ず置いてあるような、こっちのネイリストならみんなが知っている雑誌です。
そんな老舗の雑誌にこんなに記事を載せていただけてとても感激です!!
表紙の工程
デザインにはほんの少しだけ、日本のイメージも入れたかったので中に入れたカラフルなジェルシートは和紙のイメージで作りました。
こちらはシューティングの日の撮影裏。
モデルさんの爪に長さだし、ジェル、撮影と丸一日。朝早くから夜の飛行機の時間ぎりぎりまでかかりましたが、チームみんなで頑張った甲斐あってとても素敵に仕上がったと思います。
こちらはインタビュー。
写真のアートはコンテストのときのミックスメディアアートの作品。
上の写真のアートのテーマはCathedrals(聖堂)だったのでノートルダム大聖堂をイメージして作りました。
下の写真はテーマがイースタ島です。
アートのカテゴリーは日本では出たことがなくアメリカで初挑戦だったので、一番苦労しました。
肝心のインタビュー内容ですが、アメリカのインタビュアーは、キャッチーな記事を書くことよりもどこまでその人物を深く掘り下げて聞けるかという所が腕の見せ所だそうで、私はあまり自分の事を語るのは得意ではないのですが(そして英語での電話インタビューも緊張していましたが)、すごく自然に聞き出してくれました。
インタビューのときにはメールで先に少し質問をもらっていたのですが、その質問に用意していた答えよりも、さらに突っ込んで聞かれたところに本音の部分があったり、自分ではさらっと言ったことが記事になってみると重要なことだったりして、たくさん話した中から見事に大事な部分をピックアップして記事になっています。
英語がわかる方、ぜひ読んでみてくださいね。
私のネイル人生の中で、二つのターニングポイント。
一つ目は2002年の冬季ソルトレイクオリンピックに遊びに行って初めてサロンでフレンチスカルプを付けてもらった事。(オリンピックよりネイルに心を奪われました)
二つ目は札幌の滝本先生のスクール、La museで働かせてもらってコンテストに出るきっかけを与えて頂いたこと。
この二つ、最高のタイミングでネイルに出会った事と、素晴らしい先生に学ぶ情熱を教わったことが、日本でグラチャンをいただいたことよりも、アメリカで年間チャンピオンをいただいたことよりも大きなことなのでした。
と、記事を読んで改めて思いました。
記事の最後、
-My dream is to become better than I was yesterday, then pass thet knowledge on to a new generation so this work for which I feel such passion can continue long after I'm gone.
昨日よりも今日のほうが少しでも上手くなりたい、という情熱のバトンを渡していけるように、これからも頑張ろうと思います。