アメリカと日本のネイルの違い、たくさん感じるんですが、アメリカ人にとってのネイルは身だしなみ、日本人にとってのネイルはおしゃれだって言われていますよね。
この間、日本人のネイリストの子と友達になったんですが、その子が家の近くのネイルサロンに行って、アメリカのネイルはどんなもんかと、(笑)偵察してみようと思ったらしいんです。
そしたら、
「ネイルアートはうちはやってません」
って言われてびっくりして、違うサロンに行ったら、
「今ジェルできる人いないからジェルは無理、ポリッシュならできるよ」
って言われちゃたんだそうです。笑
日本ではおしゃれでネイルアートをしたい人がネイルサロンに行って、塗るだけなら自分でやりますって人が多いから、日本のサロンでそう言われたら、何だこのネイルサロン!って思うのかもしれない。
でもアメリカだから、しょうがないか、と思えます…笑
でも、これはアメリカのネイルサロンってアートをやってなくてしょぼいなって話ではなくて(笑)、
羨ましいなー、と思うんです。
アメリカではただポリッシュを塗るだけでもお客さまがサロンに来てくれるんですよね。
日本のネイルサロン=アートのイメージがついてしまった今、ネイリストが流行のアートを追いかけるのはどんどん加速していくでしょうし、この流れを変えるのは難しいでしょう。
ネイルアートを楽しんでくれる方は、もちろん大事なお客さまです。
でも、おしゃれとしてネイルアートを楽しむ方はもうすでにネイルサロンに来たことがある方ばかりで、ネイルサロン同士でそのお客さまを取り合っている状態ですから、
今までネイルサロンに行ったことがない、ポリッシュを塗る、ケアをする、といったネイルを身だしなみとして考えている方がネイルサロンに足を運んでくれるといいなーと切に思います。
日本のネイリスト達だって、検定を受けるのにたくさんポリッシュ塗りを練習していて、すごく上手に塗れますもんね!
日本に戻ったときのために、私もアメリカのネイルサロンに行って偵察してみたいと思います!