シネマシネマ 2009年 vol.17
金子ノブアキ
小栗旬
三浦春馬
小栗 ここまできたら分かんねーってね(爆笑)。
金子 終わらないかもしれないって言ってた!
小栗 だってさ、あっくん(金子のこと)のリアクションがすごいんだもん。一回転して倒れたりしてんのに、それでも平気で立ち上がってくる。
金子 一回転したんだってね! あのときはかなりテンション高かったから、俺自身どうなったのかよく分かってなかったの。そうしたらスタッフさんが「やばい!」みたいな、全員が引いた空気になってて。その周囲の状況と高揚している自分とのギャップに笑っちやった(笑)。
小栗 あのシーンの撮影時は俺も突然笑ったりしてたよ。不思議なんだけど、なんか急に面白くなっちゃって。
金子 演じているのに本気でハイになってたんだよね、お互い。血のりとかつけているだけで、実際にはケガなんかしていないのに本当に極限状態になってたんだよ。アドレナリンが相当に出ていたんだろうな。
小栗 本当にフラフラなのに立ち上がってくるからさ。一体、源治はどうしたら大我を倒せるんだろうと。だっていくら殴ったりけったりしても効かないし。攻撃を吸収されているみたいなんだもん。だから三池さんと、もう大我を倒すには1発殴られている間に5発くらい殴るしかないだろうって。ねじ伏せたみたいにならないと勝でないわって。もちろん殺陣師の辻井さんもストーリーとか作って殺陣を組み立てて倒す方法を見つけた感じだったね。
ただ、殺陣前にコミュニケーションは取っていたよね、あっくんと。ケンカだといいつつもケガしちゃ仕方ないから。
金子 そうだね。
小栗 今回、皆、小さいケガをしていることが多かったんで。コミュニケーションをちゃんと取っておかないと怖いなと。
ケガをしたときに周囲もテンション下がるけど、一番しんどくなるのは自分だから。でも俺も全くケガしてなかったわけじゃないんだよね。といのは、重たいエンジニアブーツで動くから、足が痛むんだ。特に右足を軸にしてジャンプしたりするから、右側が肉離れみたいになっちゃうんだよ、撮影中は。でも源治の必殺技は空中跳びひざげりだから、跳ばないわけにはいかないし
。もう跳べないっていうくらい右足が痛い中で乱闘した校庭でのシーンは一番しんどかった。
やっぱりここはスピンオフをやるしかない!
三浦 やっぱり話を聞いているとうらやましくなるなぁ。鈴蘭のひとたちともっと絡みたかったな、自分も。ケンカのシーンのもっともっと挑みたかった。
小栗 春馬のハイキックは、すごいきれいだったもんね。春馬の立ち回りは俺ももう少し見たかったな。
三浦 そう、みんなが褒めてくれたから、もう少しやりたかったなと。(笑)
金子 何かやってた?武道とか。
三浦 拳法を少し。だから体は柔らかいんですよ。(笑) それにしても見に来てくださる人の中には、絶対小栗旬と三浦春馬が闘うと思っている人がいるでしょうね。
小栗 あっはっは!そうかも。新聞でもそうやってあおってたし。
三浦 激突!みたいな。でも実際はそうじゃないんですよね。
小栗 全く激突しないよね。源治と美藤(三浦)は一瞬目が合うだけだし。金子やっぱりここはスピンオフをやるしかないでしょ(笑)。
三浦 でも本当に完成した作品を見るのが楽しみなんですよ。小栗さんは見たんでしょ?
小栗 うん。間違いなく面白いものに仕上がってる!これ以上の不良映画はできないよ…って言い切れるくらいに、最高の不良映画に仕上がったと思ったよ!
三浦 見ていてもアクションはすごく迫力あったから、あれは映像に出ているでしょう、絶対。
金子 自分としてはつたないけどベストは尽くしたんで、楽しんでいただければ最高だよね。本当に終わってから欲が出てきて、いろいろなことをやりたいと今は思っているし、何度か映像の仕事はしているけど、これだけ名残り惜しくなった現場も初めてだから。新しい自分の人格も発見できたような気もする。クライマックスの闘いのシーンなんて本当に動物のようになって自分が自分じゃないみたいだったし。
小栗 とにかくみんなすごくカッコいいからね。キャラクターがそれぞれ立っていて本当にすごい。ぜひ、前作を見てから映画館に来てくれれば、各々のキャラがよく分かるんじゃないかな。
キャラから離れた、お三方、、、
最近の、連ドラって
物語の中のキャラって関係なく、
出演者の出ているCMが良く流れるけど、
クローズゼロⅡ TV放送される時、
こんな、三人のCM、はさんじゃうのいかがでしょうか・・・
こういうオフショット、
大歓迎です。
今までのも 再アップ
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