彼女は「お相手の気持ちがわからない」とお悩みでした。
2人の関係は一見順調に見えるものの、心の奥底では、
相手の真の気持ちが掴めずにいました。
カウンセリングを始めるにあたり、まず彼女に
自身の感情と相手への期待を細かく振り返ってもらいました。
それは、感情の迷路を解きほぐし、
彼女自身が何を最も大切に思っているのかを
見つめ直してもらうためでした。
次に、恋愛心理学に基づいたコミュニケーションについて
伝えました。
具体的には、「アクティブリスニング」や
「非言語的コミュニケーションの理解」です。
相手の言葉だけでなく、態度や行動からも
気持ちを読み取るように心がけてもらいました。
最も重要なのは、「相手の気持ちを理解しようとする前に、
自分自身の気持ちをしっかりと理解すること」です。
自分の感情が明確でなければ、
相手の感情を正しく受け止めることはできません。
この点を強調しながら、
自己受容と自己理解を深めるプロセスをサポートしました。
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【Mさんの感想】
カウンセリングを受けて、私は自分と向き合う勇気を持つことができました。
特に印象深かったのは、「自分自身の感情を理解することの重要性」と、
「相手の非言語的サインを読み解く方法」でした。
これまで私は、相手の言葉をそのまま受けとってしまい、
あれこれ詮索して疲れていましたが、
真のコミュニケーションはもっと深いところにあることを学びました。
カウンセリングの中で、私は自分自身の感情に名前をつけ、
それを素直に受け入れる練習をしました。
また、相手の小さな仕草や表情が持つ意味を見逃さないようになってきました。
そのおかげか、彼との関係だけでなく、
職場の人との関係も良くなってきたように思います。
私が最も感謝しているのは、カウンセリングを通じて
自分自身をもっと愛せるようになったことです。
不安や疑いが減って、
彼にも気軽な心で接することができるようになりました。
ありがとうございました。