ネトフリ飽和状態の

バーチャル経済圏の作り方「メタバース革命」小池英彦著を読書中

こちらは二年前(2022年9月)の著書です。

メタバに興味がある訳でもない訳でもないけれど、

現SNSはマンネリ状況なのかなあ?と

刺激ある新しい世界を散歩してみようかな?

 

思えば、

半世紀前は空間もクリアでゆっくりしていた…

人々の声はよく通っていた

物の質量感も大きかった

壱万円札はもちろん尊大だったが、

こどもにとって百円札はそこそこ高価で

五十円玉は優しく

また、五円玉も綺麗でした。

五百円札を入手するものなら はっぴいになり、

千円札を貰うと身が引き締まったものだ。

 

自由時間は、

近所の知らないおばあさんの所に遊びに行きました

おばあさんたちはいろいろ

縁側で紬の着物姿でくつろいでいる人

モンペに割烹着で忙しく家事をしている人

洋服で庭を歩く人

どの人もみな親切でした。

 

既にマンションもあり

道路は広くて殆ど舗装されていました

どこも都会を感じるモダンな生活ぶりだったと思う

我が家も早くから三種の神器や水洗トイレを備えモダンに生活していた

 

外界は

魂を旅へと運ぶような風が吹き、

人を包みこむ金色の陽気に恵まれた。

小さな草原に子供たちは集まり 花の首飾りを作っていた

夜は美しい星空と飛行機の点滅

なんて科学な世界なのだろうと思って見上げていた

はたして

自分は飛行機に乗れる身分になれるのだろうか?と

素朴な疑問を持ったものだ

 

ラジオから「夜明けのスキャット」が聴こえてきた日には

夢を見せて戴いたし、

TVで沢田研二「危険なふたり」を観た時には

【時代は変わった】明るい社会がやってくると確信できた、

それが良いのかそうでなかったのか、

その明るい筈だった社会も果てに在る

 

陽炎を見かけるようになったのは ずっと後である。

ここ数年間は陽炎ばかりみているようだ。

ほのほのと揺らいでいるのか、薄れているのかよくわからない

この三次元世界が揺らいでいるのか、

こちらが薄れているか分らないが。

と、

↑どうでもいい文章の後

やっとお出ましになるのがメタバ

つまり

自分の中でゆらゆら崩れつつある三次元の次に

ダイブする候補地のひとつとしてメタバなのかもしれない。

前書きが長くなりまして 肝心な本の感想文はどこ?

のちほど。

まず、

このだらーんとした気持ちと気分を引き締めないと。