こんにちは。医療法人・クリニックに強い中央区の税理士、日本橋中央税理士法人代表・塩谷満です。



オリックスは車載型の磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影装置(CT)を貸し出す事業を手がけるフリール(群馬県高崎市)を買収します。2日付で同社の全株式を十数億円で取得。オリックスグループの営業基盤や資金を使い、5年後をメドに40億円程度の売上高を目指します。



フリールは主に自前でMRIなどを購入できない小規模病院や診療所、企業の健康診断に、車に載せた医療機器を有料で貸し出し。現在、MRIやCT、乳がん検査に使うマンモグラフィーを載せた車両を23台保有しています。



オリックスは同社を買収した後、設備投資を加速。保有車両数を5年後には60台超に増やし、直近で年間約10億円の売上高を4倍に引き上げる計画。グループで医療機器のレンタル事業を手掛けるオリックス・レンテックの営業基盤などを使い、病院や診療所に車載型サービスの利用を促します。



最新鋭のMRIやCTを導入するには1億円を超す費用が必要となる場合があり、小規模な病院が自前でそろえるのは困難です。欧米では車載型の医療機器貸し出しサービスが普及していて、今後は国内でも利用が拡大するとみられています。



5月2日 日経新聞より



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