こんにちは。医療法人・クリニックに強い中央区の税理士、日本橋中央税理士法人
代表・塩谷満です。
介護最大手ニチイ学館の株価が年明けから2日連続で昨年来高値を更新しました。利用者数増加、業績拡大が買いを読んでいる様子です。
政府は今年の介護報酬改定を1.2%引き上げを決めましたが、介護事業は競争が激しく、シェアを拡大しようにもヘルパーの確保が障害になると聞きます。デイサービス大手ツクイやセントケアの株価は伸び悩んでいるので業界全体が好調というわけではありません。
ニチイ学館は訪問介護拠点をライバルに先行して拡大し、病院と連携して利用者数増加に努めているようです。サービス利用者数は前年比5%増加、連結純利益は57億円で前期比60%強増える見通しです。
その相乗効果から医療事務事業の採算も改善しています。強い会社がより強くなるという良い循環が見えますね。これからも注目していきたいと思います。
1月6日 日経新聞
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