こんにちは。医療法人、クリニックに強い税理士、日本橋中央税理士法人の塩谷満です。
中国で外資による病院設立の動きが加速しています。中国政府が医療分野に民間資本導入を促していることに対応した動きのようです。
中国ではこれまで医療機関設立の際、中国本土以外の外資の出資比率を70%未満に制限していました。しかし外資の全額出資による医療機関設立や合併などが幅広く認められれば、資本が大きくなり経営の自由度も高まります。
今回、台湾の新 国際医療集団が全額出資により上海 新医院の設立認可を得ました。300床の総合病院で事業費は約10億円です。中国と台湾の経済協力枠組協定(ECFA)締結に伴うもので、日本もTPPにより同じような動きの可能性もあります。
外資系の医療施設は中国に住む外国人や国内富裕層向けのサービスを狙っている様子です。日本国内への外資進出の参考になるかも知れません。


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日本橋中央税理士法人
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