昨日は

実家に泊まり、父の部屋の片付けをしました。

これまで父が寝ていたベッド

(私がプレゼントしたもの)を窓側に移動させたり

祖父の祭壇を仏間に移動、

大きなカーペットを2枚外したり

(父の嘔吐の跡がある)

ゴミを捨てたり、掃除機、雑巾掛け、

まだ細々とした物はあるけど

介護ベッドが置けるスペースは確保できました。


午後から旦那さんが手伝ってくれたので助かりました。


15時過ぎになって

息子がようやく寝ました。

本当はもっと早く昼寝して欲しかったのに

変な時間に寝てしまった。

旦那さんに息子を連れ帰ってもらって、

母と妹と夕方にカレーを食べて

そこから少し眠ることにした。

みんな解散。


18時前ごろ、

母がリビングに降りてきた。

(私は納品されたばかりのソファで寝てた)

主治医から電話があったから

聞いてみてって。

母の携帯は通話の自動録音機能がある。

なんか聞きたくなくて断ったら

妹が降りてきた。

姪っ子は母に抱っこしてもらって

2人でその録音を聞いた。


簡潔にいうと

入院してからの父の容態は悪くなってるって。

1-3ヶ月の余命を言ったけど

もしかしたら、それより早く心臓が止まるかもしれないって。

そうなったら延命措置はしないということ。



主治医は

言葉を選んでいるようにも聞こえたけど

途中耐えられなくなって

妹を抱きしめた。



腹水を抜いても

翌日には苦しいって訴える。

息が苦しい。

肺の転移がモヤモヤしたものから

はっきりと大きくなってきて

胸水がかなり溜まってきて

それも苦しさの原因だから

これから胸水を抜くって。



胸水や腹水を抜く行為は家ではできない。

だから退院して自宅で診るにしても

何もしてあげられない。

また病院に連れて行って処置するのみだけど

抜けても楽にならないのならどうしようもない。

でもこのまま病院にいても会えない。

じゃあ緩和ケア?ってなるけど

すぐに入れるわけではないから

どうしますか?みたいな、

なんか、そういう話の流れだったけど。



母と妹と話しながら

退院日はもう決まっているので

取り敢えず、緩和ケアに希望申し込みをして、

それまでは家におらせよう

ということになった。



まだ本人は話せるから、

電話できるのならしたほうがいいですよ

みたいなことを言われたけど

今日は笑顔にはなれないからと

父には断られた。



何回かLINEのやりとりした。

生命保険のこととか

からだのこととか

明日会いに行けるかなとか

それから 久しぶりに父がみてねにコメントした。



父の部屋から

最初の手術、入院のときの日記が出てきた。

恐い!って書いてあった。

私に身体を拭いてもらったこととか

母と妹のこととか亡くなった叔父とか

あと、旦那さんのことも書いてた。

いい青年だ、仲良くしていってほしいって書いてあって

悲しくなって泣いた。


コロナという仕切りのせいで

父の容態は電話とかでしか把握できなくて

でも、一昨日会いにいった時は

まだ元気そうに見えたから

そんなに1日1日で悪くなるのかって

信じられない。

まだ、ふわふわしている。



いなくなる

父いなくなる

携帯を見てもみても写真や動画がたくさんあって

まだ生きてるのにつらい。