新年第1作目見た映画は「あの花の咲く丘で君に出会えたら」

特攻隊員との恋のお話のようだけど

ゴジラでも特攻隊員の心の葛藤を見ただけに

興味深いのは特攻隊員たちだった

まだ若い彼らの心のうちは??

大事な人を家族を残して出撃するときどんな思いだったろう

志願してきたにもかかわらずその時を迎えると心が気持ちが揺れる

当然の事だろうし恐怖でもあろう

いざという日になって思い残すことだって気にかかることだってある

思い描いていた将来の夢だって希望だって見たかっただろう

出撃することからひげる人に浴びせかける「卑怯者 生き恥じ」という言葉に憤る

生きる事が生き延びることがどうして恥じる事なのか!!と

生き延び戦地から帰った人を襲う心の闇

生きるための命を無残に失うだけではなく生きていい!!

特攻の時代と現代をどう結ぶのかとあまりにも時代が違い過ぎて

ちぐはぐさを感じるのではと思いきや

現代にも通じる問題がたくさん感じられた作品だった

大事な人を思う気持ち 守りたいという思い 生きたいと願う気持ち

戦うことは無意味だと 命を大事にして欲しいと懇願する

自分や母親の日々の暮らしが大変なのは

川でおぼれた子どもを助けるために命を失った父親のせいだとなじる

「人を助けて命を失ってしまったら私たちはどうなるのよ!!」と

でも大切な命を守りたかったのお父さんの行動や思いは特攻の人たちと変わらない

特攻隊員だって愛する人を家族を守る 守りたいという思いで志願してきたけど

自分が守りたい命 生活が心残りになっていることだってあって気持ちが揺れる

果たしてそれでいいのか!生きる事も死ぬこともとてつもなく難しい

もうすぐ日本は負けるのだから命を粗末にしないで欲しいと

結果がわかっている主人公は祈りにも似た気持ちを持つ

いつの時代でも 命は一つ その大切さはいつの世でも同じ

どう生きどう生かすか

映画の中で葛藤する人々を見ながらたくさんの事を考えさせてくれた

映画を作る人の思いメッセージに心揺さぶられて

さて私はどう生かせるのかしら

日常の中に今も昔も変わらない様々な葛藤や願いや優しさや強さが交錯し

映像で見ながらメッセージを味わうことで何かしら考えるきっかけとできる

映画はすごい!!