ワインのラベルで見られる産地には、

Vallée du Rhône や Val de Loire など、du や de が使われているのを

よく見かけます。

ともに「〜の」という意味です。

 

de は「〜の」という意味で、英語の of にあたります。

du は、 de(=英語の of) + le の縮約形。

Vallée de le Rhône と言うことができません(おそらく発音しにくいからでしょう)。

 

Vallée du Rhône は、ローヌ川の渓谷を表します。

 

ところが、

Val de Loire は、ロワール川全体の渓谷という意味ではなく、

Sully-sur-Loire (Loiret県) Chalonnes-sur-Loire (Maine-et-Loire県) の間を表す

特定の地名です。世界遺産にもなっています。

 

もし、「ロワール川の渓谷」というなら 

la vallée de la Loire となります(ロワール川:女性形)。

 

友人曰く、

「ローヌ川沿いにはワイン畑が続くので

ワインの産地として示すときに、

川全体を Vallée du Rhône と呼ぶのに納得」とのことでした。

 

 

 

🇫🇷 フランス語講師 浅見子緒へのお問い合わせこちら

🇫🇷 フランス語講師 浅見子緒のご提供するレッスン詳細はこちら(準備中)

🇫🇷 受講者様のお声こちら

 

🇫🇷 フランス語学習本も書いています!🇫🇷

 

今すぐ書けるフランス語レター・Eメール表現集

使える・話せる・フランス語表現