初夏は皮脂の分泌量が増える季節。
さらにに新年度が始まり生活環境が変わることも多く、ホルモンバランスを崩しやすい時期です。
そのためニキビができやすく、最近では大人のニキビに悩まされる人も増えています。
今回より数回にわたりまして、
思春期以降にできる大人のニキビとその予防方法、正しいお手入れについてお伝えします~
思春期ニキビと大人のニキビの違いは?
10代の思春期にできるニキビは、成長期において皮脂分泌が過剰になることが主な原因です。
思春期の頃は、体を作るための成長ホルモンが多く分泌されます。
これが皮脂腺を刺激して皮脂が過剰に増えるため、毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌が繁殖してニキビもできやすくなります。
しかし、ホルモンバランスが整ってくる20代前半になると、自然と思春期ニキビはできなくなってきます。
一方、20代後半から30代、40代になってもできる大人ニキビは、その原因がさまざまで1つに絞れないのが特徴です。
ホルモンのバランス、
ストレス、
食生活の乱れ、
便秘、
アレルギー、
化粧品
など、
内的・外的要因が複雑に絡み合ってできます。
また、できる場所も異なり、頬やアゴから首にかけてのUゾーンといわれる辺りにできる傾向にあります。
大人ニキビのメカニズム
大人ニキビは、脂性の人や、皮脂の分泌が過剰になる場合にいできるとは限りません。
むしろ反対に、肌の乾燥と古い角質の蓄積によってできることが多くあります。
肌の代謝が悪くなる
ターンオーバーが低下
肌が乾燥する
毛穴をふさぐ角質が厚くなる
その角質でふさがれた毛穴に、アクネ菌が繁殖
そこにできた炎症が「大人ニキビ」
来週は、ニキビの原因と予防です。お楽しみに
「大人のニキビ」は、モイスティーヌ通信109号に詳しく掲載されています。ご希望の方はどうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
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