ブログ更新。


というか、もう書くつもりないくらいだったんだけど


今の震災の状況を見てると色々と考えてしまい、当時のことを書き残そうかと思った。


2週間前 


11日、地震発生時には埼玉の東武動物公園で撮影中でした。


屋外にもかかわらず激しい揺れに足は地に着かず、遊園地の遊具が激しく揺れるのを目の当たりにして恐怖を


感じ・・しかし何もすることは出来ず周りのみんなと動かず体を低くして待機・・。


撮影は当然中断。本来スタッフ・キャストを率いる立場の自分でしたが、


「子供を逃がして!」


子役の女の子を逃がす指示をするのがやっと・・こんな時こそしっかりしないと~なんだけど、テンパってましたね。



余震が続く中、ワンセグなどで情報を漁ると炎上しているビルやら津波の被害が目に飛び込んでくる。


携帯が繋がらないパニックの中、一般客の避難が始まり我々も機材撤収。


なんとか荷物を積み込み、バスで東京に向かう


が、



知っての通り大渋滞がさらに我々の不安を強くする。東京の撮影所は無事なのか?自宅はどんな有様なのか?



もう明日のことなんて、平常通りに撮影なんか出来ないだろう・・。



5時間ほどかけて練馬の仕事場に到着。


気持ちは完全に被災者だったし、明日は身辺整理か・・と思っていたら



予定通り朝6時出発で。



ありえんだろう



不謹慎にさえ感じる、まともな神経じゃない



そう思ったのだが、次の日都内で撮影を我々は続けていた。






きれいごとかも知れんが、



僕らの作品が被災者の支えに、少しでも元気や勇気が与えられるのなら、


オンエアを待ってくれてる子供たちがいるのなら、


撮影し続けるしか僕らには出来ない。




それが僕らのエールになるのなら。





4月1日には40周年映画も公開、被災地での上映は難しいかもしれないけど、


観てほしい。


僕らの頑張りが作り上げた作品が被災地の頑張りにつながってほしい。





なんて、日々思うのだよ最近☆




明日も明後日も、僕らは撮り続けます。



魂の映像を。