とりごんの親バカ日記

ゲームをしながら実家の愛犬『プリン』の相手をする、チビごん17歳

今やダーごんの身長をはるかに越し、もはや『チビ』ではなく、見た目は『デカごん』

先日の話・・・

新学期早々からオンライン授業を受けているチビごんを横目に、そそくさと支度をして出勤のために家を出たとりごん

駅に着き、改札を入ろうとカバンからスマホを取り出そうとすると…

ない

めっちゃ探してもない

今から家に取りに帰るにしても間に合わない

仕方なく、何十年振りかに券売機で切符を買う

運賃が意外と高くてびっくり

交通費支給、ありがたし

ホームで電車を待つも、スマホがなくボーッとするしかない

昼休憩中も小休憩中も、意外とスマホに頼ってたから、どうやって時間を潰そうか、色々考えてると、、、

「母さんっ」

聞き覚えのある声

振り向くと、ランニングウェア姿のチビごん

状況が読めず唖然としてると、

「スマホ忘れてたよ」

そう言ってとりごんのスマホを手渡すと、

「じゃあね」

と、風のように走り去って行った

か、か、かわいい〜

なんて良き子

大きな声で叫びたかった、、、

「今のお利口な子、とりごんが育てたウチの子でーーーす」

ウチから駅まで往復で３キロ弱

後から聞いたら、“自転車に乗る”と言う発想が浮かばず、パジャマからウェアに着替えて走ってきたと

日頃から陸上部で鍛えてるから、３キロなんてウォーミングアップ程度の距離なのだろが、

何しろ届けようなんて思えるのが素晴らしすぎる

そしてそして、とりごんに会えるかどうかもわからないのに、

「階段降りて振り返ったら、母さんがいたんだよ」

何か通じ合ってるものがあるんですかねぇ

その日は気分が良くて、職場で社員さんから嫌な仕事を頼まれても、二つ返事で

横で聞いてた同僚は「」だったそうで

帰ってからチビごんに、ご褒美にお小遣いをあげました

こんな時はこうしろ、ああしろ、なんでいちいち教えていないのに、

こんなふうに忘れ物を届けてあげようって思える子に育ってくれたのが、母ちゃんは嬉しくて嬉しくて

これちっとで、親バカですな