この記事は、私がmixi日記に書いた福島の風評被害についてのエントリーのコピペです。
想いの外反響があったこと、１人でも多くの方に考えて欲しい問題であることを踏まえ、こちらのブログでも公開することにしました。
最期まで読んで、少しでもこの問題について考えていただけると幸いです。
※文中に白河という地名が名指しで出てくるのは、私が白河市民だからです。
白河市近辺の方を特に批判しようという意図などはありませんので、ご了承下さい。
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地震から５日経って。
国民の関心が高いからなのか、福島第一原発の放射能漏れ事故に関する報道が多いですね。
白河近辺でも「避難する」とか「屋内待避だ」とか騒いでいる人達が沢山いるみたいだけど…
お願いだから、ちょっと冷静になって欲しいものです。
国や県から退避の指示すら出てないのに、一体何から避難するの？
どこまで遠くに、いつまで避難していれば安心するの？
多くの専門家が指摘しているように、避難指示が出ていない地域で観測されている放射線量は大したことありません。
生物は皆、毎日微量の放射線を取り込んで生きているんです。
ラジウム温泉に入ったりCT検査受けたり国際線の飛行機乗ったりすることを思えば、なーんてことない。
避難指示の出ている地域はともかく、50kmも60kmも離れた地域の人達が騒ぐ必要は、全くありません。
でもそれを知らずに、いたずらに「怖い」「危険だ」「逃げろ」って慌ててると、他の人にもパニックが伝染しちゃいます。
実際に、どこから飛び出したのかわからないような間違った噂が出回ってます。
そして今、大熊町や浪江町から避難した人達が、被ばく者だからって避難先で受け入れを拒否されて、たらい回しにされてます。
被ばくした衣服を脱いでちゃんと洗い落とせば、彼らは私達と何ら変わらない人間。
同じ震災の被害者なのに。
正しい知識や情報がないことは、人を残酷にします。
誰かが流言に惑わされることで、別の誰かが苦しみます。
福島の人間が「原発事故の放射能で福島は危ない」と言ったら、県外の人は「福島は危ないんだ」と思います。
世界中で福島の原発について報道されている今、福島が放射能に汚染された地域だという誤った認識が広まってしまったら、どうなるでしょう？
震災から復旧した後でも、誰も福島に来なくなってしまうかもしれない。
福島の農産物や魚介類を買ってもらえなくなるかもしれない。
福島の人間である・福島の会社であるというだけで、差別されるようになるかもしれない。
もしそうなったら、福島県民の生活は立ち行かなくなります。
このような風評被害を決して出さない為には、原発を必要以上に不安がらず、大袈裟な対処もしないこと。
正しい知識と正しい情報を得ることが、それを助けてくれます。
福島を大切に思うなら、相双地区の被災者の皆さんの為を思うなら、私達は毅然としていなければ。
私達の心掛けひとつで、福島のイメージをより清く保てるはず。
少なくとも私はそう思うのです。
勿論、この先原発で大規模な事故が起きない保証はないわけで、そうなった時の為に避難する人を咎めることは出来ません。
でももし、その中の誰かが「福島は危ない」というイメージを広めることに荷担していたら。
それは、必死で復旧を目指す被災地の人々に後足で砂をかけるような行為なのだと、言いたい。
例え本人が意図していなかったとしても、結果的に風評被害を招くような行動を、黙って見過ごしたくない。
風評被害という言葉はまだ認知度が低いようだけど、口蹄疫の際の宮崎県がこのような被害に苦しめられたことは、記憶に新しいところだと思います。
これも立派な二次災害(今回は三次災害かな？)です。
でも、この被害は努力次第で回避できる被害です。
だからこそ全力で回避したい。
本当に危なくないのに「危ない」って言わない。
正しい情報や知識を得て、根拠のない噂に惑わされない。
他の人の不安感を煽らないよう言葉を選ぶ。
必要以上に不安感を高めている人がいたら、丁寧に説明してなだめてあげる。
たったそれだけのことを皆が心がければ、風評被害は最小限に防げます！
正直私も、原発に不安がないと言ったら嘘になります。
万が一福島の原発で大爆発が起きた場合、家を捨てて逃げる覚悟はしています。
でもそれはチェルノブイリ原発事故レベルの大惨事になった場合。
今はそんな必要ないので、普通に自宅で生活してます。
大丈夫大丈夫。
なんちゃない！
落ち着いて、自分がなすべきことをしていきましょ^^
被害にあった全ての地域の皆さんが心穏やかに安らげる日が１日でも早く来るように。
ただ祈るだけでなく、少しでも行動していきたいなぁって思うのです。
こんなの言うまでもないことかもしれないけど、こういうのウザいかもしれないけど、心の片隅にでも留めておいてくれると嬉しいです。
【ちょっと付け足し】
福島県内の放射線レベルが徐々に下がってきているそうです。
東京大学物理学科長早野教授のツイートで、わかりやすいグラフが紹介されていました。
参考までに載せておきます。
http://plixi.com/p/84534195
※胸部Ｘ線検査１回で浴びる放射線量は50μsv/h
自然界で人が１年間に浴びる放射線量は2400μsv/h
想いの外反響があったこと、１人でも多くの方に考えて欲しい問題であることを踏まえ、こちらのブログでも公開することにしました。
最期まで読んで、少しでもこの問題について考えていただけると幸いです。
※文中に白河という地名が名指しで出てくるのは、私が白河市民だからです。
白河市近辺の方を特に批判しようという意図などはありませんので、ご了承下さい。
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地震から５日経って。
国民の関心が高いからなのか、福島第一原発の放射能漏れ事故に関する報道が多いですね。
白河近辺でも「避難する」とか「屋内待避だ」とか騒いでいる人達が沢山いるみたいだけど…
お願いだから、ちょっと冷静になって欲しいものです。
国や県から退避の指示すら出てないのに、一体何から避難するの？
どこまで遠くに、いつまで避難していれば安心するの？
多くの専門家が指摘しているように、避難指示が出ていない地域で観測されている放射線量は大したことありません。
生物は皆、毎日微量の放射線を取り込んで生きているんです。
ラジウム温泉に入ったりCT検査受けたり国際線の飛行機乗ったりすることを思えば、なーんてことない。
避難指示の出ている地域はともかく、50kmも60kmも離れた地域の人達が騒ぐ必要は、全くありません。
でもそれを知らずに、いたずらに「怖い」「危険だ」「逃げろ」って慌ててると、他の人にもパニックが伝染しちゃいます。
実際に、どこから飛び出したのかわからないような間違った噂が出回ってます。
そして今、大熊町や浪江町から避難した人達が、被ばく者だからって避難先で受け入れを拒否されて、たらい回しにされてます。
被ばくした衣服を脱いでちゃんと洗い落とせば、彼らは私達と何ら変わらない人間。
同じ震災の被害者なのに。
正しい知識や情報がないことは、人を残酷にします。
誰かが流言に惑わされることで、別の誰かが苦しみます。
福島の人間が「原発事故の放射能で福島は危ない」と言ったら、県外の人は「福島は危ないんだ」と思います。
世界中で福島の原発について報道されている今、福島が放射能に汚染された地域だという誤った認識が広まってしまったら、どうなるでしょう？
震災から復旧した後でも、誰も福島に来なくなってしまうかもしれない。
福島の農産物や魚介類を買ってもらえなくなるかもしれない。
福島の人間である・福島の会社であるというだけで、差別されるようになるかもしれない。
もしそうなったら、福島県民の生活は立ち行かなくなります。
このような風評被害を決して出さない為には、原発を必要以上に不安がらず、大袈裟な対処もしないこと。
正しい知識と正しい情報を得ることが、それを助けてくれます。
福島を大切に思うなら、相双地区の被災者の皆さんの為を思うなら、私達は毅然としていなければ。
私達の心掛けひとつで、福島のイメージをより清く保てるはず。
少なくとも私はそう思うのです。
勿論、この先原発で大規模な事故が起きない保証はないわけで、そうなった時の為に避難する人を咎めることは出来ません。
でももし、その中の誰かが「福島は危ない」というイメージを広めることに荷担していたら。
それは、必死で復旧を目指す被災地の人々に後足で砂をかけるような行為なのだと、言いたい。
例え本人が意図していなかったとしても、結果的に風評被害を招くような行動を、黙って見過ごしたくない。
風評被害という言葉はまだ認知度が低いようだけど、口蹄疫の際の宮崎県がこのような被害に苦しめられたことは、記憶に新しいところだと思います。
これも立派な二次災害(今回は三次災害かな？)です。
でも、この被害は努力次第で回避できる被害です。
だからこそ全力で回避したい。
本当に危なくないのに「危ない」って言わない。
正しい情報や知識を得て、根拠のない噂に惑わされない。
他の人の不安感を煽らないよう言葉を選ぶ。
必要以上に不安感を高めている人がいたら、丁寧に説明してなだめてあげる。
たったそれだけのことを皆が心がければ、風評被害は最小限に防げます！
正直私も、原発に不安がないと言ったら嘘になります。
万が一福島の原発で大爆発が起きた場合、家を捨てて逃げる覚悟はしています。
でもそれはチェルノブイリ原発事故レベルの大惨事になった場合。
今はそんな必要ないので、普通に自宅で生活してます。
大丈夫大丈夫。
なんちゃない！
落ち着いて、自分がなすべきことをしていきましょ^^
被害にあった全ての地域の皆さんが心穏やかに安らげる日が１日でも早く来るように。
ただ祈るだけでなく、少しでも行動していきたいなぁって思うのです。
こんなの言うまでもないことかもしれないけど、こういうのウザいかもしれないけど、心の片隅にでも留めておいてくれると嬉しいです。
【ちょっと付け足し】
福島県内の放射線レベルが徐々に下がってきているそうです。
東京大学物理学科長早野教授のツイートで、わかりやすいグラフが紹介されていました。
参考までに載せておきます。
http://plixi.com/p/84534195
※胸部Ｘ線検査１回で浴びる放射線量は50μsv/h
自然界で人が１年間に浴びる放射線量は2400μsv/h