3月になり春の足音が聞こえてきて
ワクワクしてくるこの時期♪
私は幼児園を運営していますが
最近は花粉症の子も増えてきて
外で遊んだ後に鼻水が止まらなくなる子もいます。
春やお花見は嬉しいけれど、花粉症の人にとっては
悩ましい季節でもありますね。
今日は子どもの心のことを書こうと思います。
心で感じる事は自由であり
マイナスの感情を出してもいい
どんな感情も大切にしよう
という方針です。
あの子が好きがあったら、嫌いがあるし、
あれやりたいがあったら、やりたくないもある。
その好きや意欲のプラスという面だけを
増やそうとするのではなく
並行して嫌いや無気力の
マイナスの面も見てこう!と考えています。
ですから、
子どもたちの遊びによくある
『いれて~』→いいよ~
でなくてもいい、
『いれて~』→ダメだよ、いれてあげない
があっていい。
自分の大切な気持ちに蓋をしてごまかして、
ウソをついて仲良くするよりも
正直に伝え行動する方が、健全だと思いませんか?
大人は子どもたちに何かを教えようとします。
けれども実は教えるよりも身につく事があるのです。
それは大人を真似をするということ。
仕事やりたくな~い、みんな大嫌い!という事が
正直に生きていることだとは思いません。(笑)
心にその気持ちがあることを自覚して
自分の心をわかったうえで、
次にどうするかを決めていくのが
大人の行動だと思っています。
感じて動いて、結果がでる。
それでまたどうするのかを
心で感じて、頭で考え、体を動かす。
ずいぶん前の懇談会で議題になりました。
「この園では‘やさしさ’について
どうやって教えているのですか?」
と。
いろんな意見が出る中、
最終的に私が言ったことは
子どもにこうあってほしい、と願うのであれば、
まず大人がそうあろうとすること、でしょう、と。
子どもたちは曇りのない真っすぐな目で、
私たち大人を見ています。
心の在り方もお見通し。。。。
完璧な人間にはなれないけれど、
心に正直で素直であろうと。
ダメな私でもいい、
ダメな私でいい、
そのスタートラインを私自身
忘れないでいよう、と思います。