いれて、いいよ



ホントは嫌だったのに

いれてあげなきゃいけない


みんなで仲良くすることが大事だから

と、大人が決めて




いれてあげなきゃ

かわいそうでしょ

と、大人が言うから




ボクは言う通りにしていた。

でもそんな時

心はいつもモヤモヤした。





でも小さかったから

それが何なのか分からなかった。




大人はいつもそばにいるわけじゃない


少し大きくなったら


こどもはたちだけの世界、時間に



いれてくれない

仲間はずれ

意地悪をされる

面白いおかしくいじられる





でも、ボクは

イヤだって言えなかった。


言っちゃいけないっていうより

言ったことがなかったから。






どこからか大きくなったこどもの

心の声が

聴こえてくる。




いれてあげない

いれたくない

やりたくない


なんでやらなきゃいけないの?


大人は正しいの?



そんなことが言える子どもを


育てたい!!





いれて、いいよ、と言えるのが


いいわけじゃないと


大人たちにも伝えたい!!