まさかのまさか | わいは~!ひyoこchanや

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2006年~陸奥新報社東京支社ページに
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遅番の日は11時半頃に戻ってくるおっとうにお昼を出して出ると丁度いい時間になる。


その日はおっとうが少し早く帰ってきたからこりゃいーやとゆったり出かけた。


午後1時から始まるから駐車場で20分ほどケータイ覗いたりしてワンクッションおいて仕事に入れる。


早めに出たから途中コンビニに寄って休憩の時に食べるおやつを買ったくらいにして。


空は青い。

 



職場まで30分弱のドライブにはもってこいの晴天。


鼻歌まじりに運転してたらもう少しで職場に着く頃に電話が鳴った。


見ると午後から一緒に仕事をする同僚からである。


「今どこー?」


「もうすぐ駐車場に着くよー。どしたー?」


「うーん、来ないなあと思って。」


???


なんのこっちゃ?


ん?まさか、まさか・・・、慌てて時計を見たら1時15分。


こういうのキツネにつままれたって言うんだっけ?


キツネはいる、確かにいますよー。

 



なんと時計を1時間見間違えていた。


ギャーーーー、遅刻だでばしーーーー!


車を降りてから走っても遅いよねー。

 


時間になると「そろそろ行こうかあ」って感じのゆるい職場でよかったあ。


笑い話で終わってよかったあ。


それにしてもたっぷり遅れてるのに「どしたー?」ってノリで答えられたらカチンとくるところだよね。


いやー、おおらかな先輩はありがたいもんだ。


まあね、あんなに威張っていられたらなんも言えなくなるかもね。


なんて言うか人間関係の極意を発見した気がするよ。


いつでも明るく堂々としているのがいいかも。


そだねー、座右の銘が「ちゃっかり」だもんね。


姉さん(先輩をこう呼んでいるのだ)、買ってきたおやついっぱい食べてくださいまし。