ポケットティッシュ配りのバイトをした。12時から14時までのたった2時間だけれど。以前にも1回やったことがあったから、慣れたもんだった。
しかし残念なことに、今回は手応えが、前回ほどなかった。
時間帯と、駅から出てすぐの信号の付近、という点では前回と同じだ。場所が違うので、土地柄の問題だろうと思う。
開始早々、向こうの信号から叫ぶ高齢の女性が歩いてきた。丸くなった腰と、か細い腕でシルバーカーを押してゆっくりとこちらに向かってきた。「私は身体障害者なんだよ!」と、怒りを叫んでいる。多分、根は良い人なんだろうなと思いながら、ティッシュを配るかどうかとても悩んだけど怖いのでスルーした。
ティッシュ配りってなかなか面白い。やりとりは一瞬なんだけど、その一瞬でその人の今の心理的な状態や、人間性なんかがなんとなく読み取れたりする。
ターゲットは、大きく2種類のタイプに分かれる。
(体感)
1.受け取らない人 60% 今日の結果
・基本→見向きもせずスルー 40%
・応用→断る素振りを見せる 20%
2.受け取る人 40%
・受動タイプ→受け取る 20%
・中間タイプ→お礼をして受け取る 18%
・能動タイプ→声をかけてくる 2%
高齢の女性は割と柔らかい声で「ありがと」とお礼を言ってくれる。単純に嬉しい。
能動タイプは中年の男性がほとんどである。声をかけてくれると、私は咄嗟の事で「あっ、どうぞ」とコミ症を発症してしまうが、内心とても喜んでいます。
外国人のグループに渡すと面白くて、あまりポケットティッシュ配る人に慣れてないのかなー。受け取った後、仲間と「貰っちゃったぁ‼」みたいなテンションで会話をしていて喜ばしい。
信号の向こう側では、ショップの店員さんも頑張ってコーヒーの試飲販売をしていた。路地裏ではインドカレーの店員さんがチラシを配っている。私はその人達に仲間意識を感じて、モチベーションを貰う。そしてティッシュを配り続ける。
数メートル先には、ロン毛で髭を生やし、ギターを持ったロックなお兄さんがずっとうろうろしている。後から、似たような風貌の人が2人来たので、どうやら待ち合わせていたらしい。
私はあまり人情深い人間ではない方なので、先ほどの冒頭のような、叫ぶ高齢の女性がいても怖いなー。くらいにしか思わないのだが、まぁ感受性が高い人、いや、思慮深い人、お人好しな人は、心を痛めるのかなぁ、と思った。
というのも、最近吉本ばななさんの下北沢についてというエッセイ本を読んでいるのだが、実に温かく、感受性が高く、人情深い人なんだなと感じた。私もこういう人だったら、「怖いなー(困惑)」ではなく、もっと、「この人は、普段どういう生活をしているのだろうか、してきたのか、独りではないだろうか、寂しくないだろうか?なぜ叫んでいるのだろうか?」などと考えるのかなぁ、悲しくなるのかな。
あ、そう。女性の心理的背景について考えるんじゃないかな、それに共感というか、哀れんだりするのかなぁ、なんて思ったり。
世の中にはそういう人が意外にも沢山いて、吉本ばななさん以外にも1人、YouTuberでそういった女性の方を見つけた。あぁ、後尾崎豊さんとかもそうだったんじゃないかなぁ、詳しくはないけど!💦小説家とか、アーティスト気質の人はそういう傾向が強いのかな(いや知らんが)。多分、普段表面に現れてないだけで、内面考えてる人もいるのだ。
そういう人達は生き辛いかもしれないけれど、反面幸福についても一層感度が高かったりすると思うから、料理で例えるなら、私達ではふつうの卵焼きでも、より美味しく感じれるみたいな、そういうことであってほしい。(←?)
テッシュク配りからは以上です🤗