月曜コメンテーターは、じゃーなりすとの長谷川幸洋氏。長谷川氏は、東京新聞の副主幹を務める方で、本物のじゃーなりすと。

本人も冒頭で、「こんにちは、じゃーなりすとのはせがわゆきひろです。」と自己申告しているので、間違いないでしょう。

 

「ザ・ボイス そこまで言うか!」月曜日の長谷川氏の様子です。

ニュースピックアップセブン

1.大阪府豊中市が森友学園が取得した用地を再調査へ

 こういう話題は、ジャーナリストの得意な分野でしょうが、政権におもねる方の発言は軽いですね。  

 

3.東アジア経済連携 きょう神戸で会合がスタート

 RCEPについて、中国が入っているので壁になる。TPPの方がよほどまともということだが、氏の言われることは、一旦アメリカ抜きでTPPを発効し、同時にアメリカとのFTAを結ぶというもの。中国の動向は注意しなければならないが、アメリカのいないTPPは条約の発効条件からできないはずで、同時にFTAをアメリカとするとは、とんちんかんも甚だしい。国際経済の基礎を勉強し直したらどうだろう。

 

4.福島原発事故の賠償費 電気代での負担額は1世帯あたり 587円から 1484円

 各家庭での賠償額を明示すべきだとの主張だが、総括原価方式で積算されて計算されたキロワットあたりの売電価格は、賠償費用がいくらかという概念は存在しない。例えて言えば、買ったビスケットのレシートに、工場の電気代を記載しろと言っているようなものなので、とんちんかんも甚だしい。賠償相当額を設定した上で、明細に記載するためには、総括原価方式をやめるべきだとの議論がなかったのも残念だ。

 

金正男氏暗殺について

 これというコメントはなかったが、呼称の不統一。金正日を「きんしょうにち」と言ったかと思うと、金正恩を「きむじょんうん」と言ったりと、バラバラ。国際条約では、朝鮮半島の2国の国民に対しては、ハングル読みするように決まっているので、ゆきひろ君、そこ勉強しましょう。期末考査に出します。

 

プレミアムフライデーについて

 月末の金曜に設定したことは、どうなのかということだが、そもそも金儲けの手段としても考えられたものだから、給料日から近いほうがいいんだろう。労働政策と矛盾するアホ施策なので、根本的な問題について言及しないのはいかがなものか?慶応出の秀才なんだから、頑張って下さいよ。

 

 

7.経団連と連合が残業時間の上限めぐり トップ会談

 プレミアムフライデー自体、ワークライフバランスとともに企業の金儲けの面の両方を考えているので、働き方改革と矛盾するのが根本的な問題だと考えるが、繁忙期100時間は多すぎるまで、間を取って80時間という氏の主張は、安易すぎる。感想を述べているだけで、その辺の爺さんのコメントに過ぎなかった。

 

本日のコメントは、光るものがなく、残念。このレベルでは、ただの感想で、レベルを得たものではない。つまりジャーナリストのコメントとは思えない。自称じゃーなりすとなんだから、がんばって下さい、副主幹。

放送中、相変わらずの咳、鼻水。御年60を超える高齢につき、お体には十分ご留意されてください。咳と鼻水は事前にある程度対処可能なので、まずはそれをするのが大人の態度かと。

来週は飯田こうちゃんは、 福島県・楢葉町から。スタジオの長谷川さん頑張って下さい。