ハラが死なない為には、KARAに入らない方が良かったのかも…、「ミスター」がヒットしなかった方が良かったのかも…なんて自分が思っていることはKARAファンやKAMILIAから殴られそうな発言かもしれませんが、率直な気持ちです。



ただ、ハラがKARAのメンバーであることに感謝しているという気持ちも勿論本当の気持ちです。



ハラがいないKARAであれば、KARAにあれほどの爆発力はなかったかもしれません。そして自分がKARAの存在を知ることはなかったと思います。



ハラとKARAにはとてもたくさん元気をもらったので、ありがとうの気持ちしかありません。



ハラにとってKARAはどんな存在だったんだろうか?と考えた時、もちろん大きい存在であったのは間違いないと思いますが、



2011年頃、歌手以外で何がしたいか?という質問に対して、

ギュリ「ミュージカル」

スンヨン「印象に残る役。ちょっとイカれた人とか」    

ニコル「コメディドラマとか楽しそう」

ジヨン「一人で演技もしてみたい」

と、メンバーが答えている中、ハラは「MCとか、あとはKARAでコンサートがやりたい」と答えています。「歌手以外でやりたいこと」という質問なのにKARAのコンサートと答えてしまうのがハラらしいなと思います。



ハラはKARAに拠るところが大きく、KARAのことがすごく好きだったんだろうなぁと思います。










ハラ、ギュリ、スンヨンは、ギャラの件なのかKARAではもうやり切ったと思ったのか新しい道を進みたいと思ったのか、本当の理由は分かりませんが、2016年に事務所との契約終了という形でKARAを脱退しました。



KARAの時にもバッシング・誹謗中傷はあったと思いますが、ハラはKARA脱退後に大きく精神的なバランスを崩したように思います。



ハラはKARAに残った方が良かったんじゃないかと今でも思います。
ヨンジと二人だけのでKARAでは、正直売れなかったでしょう。ギュリとスンヨンがいても相当厳しくなっていましたので…。



ただ、ハラにはやっぱり「KARA」という場所が必要だったような気がします。



そのことをハラ自身も感じていたのか、ハラは再びKARAがグループとして活動できるように動き出していたようです。
ハラがどういう活動を、どういうメンバー構成を望んでいたのかは分かりませんし、結果的にそれは実現しませんでした。



もしグループとしての活動が難しかったのであれば、その時にハラが自分一人だけでもKARAの、ヨンジのところに行ってみても良かったのでは…と思います。



もう全部考えても意味がない、たらればの話です。



ただ本当に、ああいう結末しかなかったのか?といつも考えてしまいます。






2023年10月に、KARAのコンサート(KARASIA)が開催されるのではないか?と噂になっています。事務所の企業説明会資料の予定に10月コンサート開催と記載されていたという情報が出処のようです。



まだ正式には何も発表がされていないため、ファンの方の中には「早く発表してくれないと予定が立てられず行けなくなるかもしれない」と言っている方もいます。



自分も同じ状況ですが、「行けるなら行きたいけど、まあ行けないなら仕方ないな」という感じで、何が何でも行かねばならぬ!という燃えた感じではありません。10月開催にされるなら年明けにはBlu-rayあたりが発売されると思いますし、それでいいかなとも思っています。



イベントやコンサートに行けないとめちゃくちゃ悔しがるファンの人もいて、その気持ちは理解できます。
ただ、もう自分にはそういう形での「熱」はなくなったなと思います。なくなったというか何というか…。嫌いとかそういうことではないけど、直接見られなくても活動を遠くで見ているだけで満足というか。



何というか…言い方は難しく語弊はあるかもしれないけど、KARAは現在進行系のグループですが、自分にとってはビートルズみたいなものなのです。
何かこう歴史上のグループというか、直接会うことはできなくても、音源や映像や、ネットでファンの皆さんがアップしてくれる写真を見ているだけで満足というか…。満足というとまた違うかもしれないけど、納得してるというか。



冷めたとかそういうのではないけど、自分の中で気持ちが変わったのは、やはりハラの亡くなったことが大きいです。



KARAのいないハラは燃えない、KARAのいないハラは何か違うと。



今のKARAは好きだしだめだというわけではないけど、やっぱりハラのいないKARAはKARAではないという気持ちが消えないのは確かです。



私はKARAが好きだけど、やっぱりその中でもスンヨンが一番好きで、スンヨンを一番応援してきました。
2014年にニコルとジヨンがKARAを脱退した時にファンが去って行ったように、もしあの時点でスンヨンが脱退していたら、おそらく自分もその時にKARAのファンを辞めていたと思います。
自分がKARAをずっと聴いてきたのは、あの時にスンヨンがKARAに残る選択をしてくれたからに他なりません。



そして、もしあの時にハラがKARAを脱退していたとしても、スンヨンが残っているKARAなら自分はファンを続けていたと思います。やっぱりスンヨンは小さいけど大きな存在です。



でも、不思議なもので…グループとして復活したKARAにそのスンヨンがいるのに、そしてギュリもニコルもジヨンもヨンジもいるのに、ハラがいないと何か違うのです。自分でもよく分からないのですが。
不思議です。寂しいですね。