妖怪みたいなキャラの揃ったスリーピースバンド、嘘つきバービー。

左より
岩下優介(Vo.Ba)、豊田茂(Dr)、千布寿也(G)



虫こない
 




アタマを振るからつられた僕の体も踊りだす
姿勢が悪いからだれもが僕の顔を見てくれない
悲しいの伝わらない
泣いてるのわかってない
僕自身見てらんない
体が勝手に踊りだす



2013年の解散ライブで新曲「ディス子の彼」と「まいろう」を披露しました。
(解散ライブで新曲披露なんて……)



ライブのDVDで観ただけなのですが、どちらもカッコ良かったです。



2曲ともCDとして発表されていないため、歌詞カードもなく歌詞は聞き取るしかないのですが…正直何を言ってるか分からない部分ばかりです。



「ディス子の彼」

そうやってカスタード押し出したい

そうやって炭酸を押し出したい

角材で殴りたい



…聞き取ったとしても何を言ってるか分かりません。



ディス子の彼はYouTubeで公開されています。
カッコいいです。




ライブ最後の、そしてバンド最後の曲になる「まいろう」では


言葉など はまらない
終わりなんて どこにもない


という言葉が、後半ひたすら繰り返されます。どちらかというと変化球で物語のような曲が多く、あまりストレートに感情を出してこなかった印象のあったボーカルの岩下優介が、美しいメロディーに乗せて歌ったのはとても心に響きました。
CD音源として無いのが本当に残念です…。



ロックバンドとしては珍しく椅子に座って演奏する千布寿也のギタースタイルも好きでした。
(途中で普通に立ったりします)

解散後は、ほとんど音楽活動をしてないようなので残念です。



ボーカル&ベースの岩下優介は『オシャレかつ変態』バンドのニガミ17才を結成、現在も活動しています。