クリエイティブなあなたに！

数年前・・・仲良くして頂いてる著名な写真家兼デザイナー兼DJの「T」氏との会話で



一昔前の日本では『ロイ・ホワイト］『レジー・スミス』『ウォーレン・クロマティ』
現役（もしくは元）大リーガーという看板でジャイアンツにやってきた野球選手達です。


彼らはクリエイティブな仕事をしました！

という話では無いんです（彼らが創造的な選手では無い、というわけではありません）。



僕が小学生時に見ていたプロ野球は
たかだか通算３００そこらを本塁打の４０歳間近の選手を『現役バリバリ大リーガー』と
大喜びで見ていたのである。
（巨人史上最強助っ人クロマティに至ってはメジャーで大した
実績も無かったのだが・・・）

イチロー、松井秀喜の大リーグの成績の方が断然上だ。




我々は本物を知らなかった・・・



一流を知らなかった・・・



田舎者だった、後進国だった、無知だった。



今なら彼らのレベルの選手が来日してもニュースになるわけない！




でも今の中国では・・・

もし貴方が名も無いイラストレーターだったら
「これが日本のアニメ文化なんだ！」と思われるでしょう。

もし貴方がなんちゃってフォトグラファーだったら
「これが日本のマリオテスティーノなのか！」と思われるかもしれない。

もし貴方がパフォーマンス、映像、ファッション、アートetc何でもイイんです
それが日本の最先端の文化、そして世界の（ほぼ）中心と感じらるのかもしれない・・・。





もちろん日本の地位というかカッコイイ度、カワイイ度はどんどん落ちていると思います。
香港もある！上海もある！中国だって国際的になっている！


でも・・・
もし中国国民の１０分の１で有名になれれば１億５０００万人
日本の国民よりも多いのである。
（市場が桁違いに大きい）
当然、まだまだメジャー日本人が助っ人に行っていない！
（パイオニアが居ない分野がまだまだある）
そして今の中国はまだ後進国（と胡錦濤も言ってますし）で
まさに「昭和」、「バブル」、「高度成長期」なのだから。


一所懸命、日本で成功しようとしている若者に
（無理だしこんな小さく狭い所で勝負しても時間の無駄だよ・・・）



「ユー！チャイナ行きなよ！」



って言いたい。




にほんブログ村